ICTの積極的な活用を支援します

★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★

 

一般社団法人 ICT経営パートナーズ協会 メルマガ (第111号)

    http://www.ictm-p.jp/

                          2023/03/15

 

★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★

 

 

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

【目 次】

 

1.巻頭コラム 『「人材=管理するもの・されるもの」なのか?』

 

             株式会社真経営 代表取締役

 

                       早川 美由紀

 

2.ニュース・お知らせ: 今号は有りません

 

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

【巻頭コラム】

 

       『「人材=管理するもの・されるもの」なのか?』

 

                  株式会社真経営 代表取締役

                    https://makoto-mg.co.jp/

 

                            早川 美由紀

 

 

従業員数300人以上の企業の経営者・役員対象の調査に基づく、

「今後の経営戦略上、重要と考える施策」のベスト3が明らかになりました。

1位:人的資本経営

2位:ガバナンスを重視する経営

3位:DX

(産業能率大学総合研究所調べ 2023.1)

 

 

結果は、皆さんの予想通りでしょうか?

 

 

3位のDXについては、これまでも会員の専門家の方々が論じてくださって

いますので、本日は、1位の人的資本経営について少し触れたいと思います。

 

 

1位の人的資本経営については、昨年11月に政府が上場企業に対し、

有価証券報告書に人的資本情報を含む非財務情報の記載を義務づける方針を

打ち出したことが契機となり、今、旬なワードとなっています。

 

 

つまりは、各企業の人材の育成・活躍の状況が、世の中につまびらかとなり、

いかにステイクホルダーから選ばれる企業となるか?が問われる時代と

なっていくということです。

 

 

ただ、この流れ、「人材に投資をする」きっかけとなればいいのですが、

表面的な数合わせが目的となってしまっては、まったく意味がありません。

企業は「経営戦略」と「人材戦略」の関連性を高め、戦略実行のために、どのような

人材を採用し、どのように育成し、活躍の場をつくるか?

抜本的な施策が必要となります。

3位のDXと絡めると、戦略的なリスキリングも大切な施策の1つとなります。

 

 

その一方で、個人ひとりひとりも変わっていく必要があります。

今後は、会社が敷いたレールの上をただ真面目に走るのではなく、

・社会や会社が変わる中で、自分はこれから何をやりたいのか?

・そのために、何をどのように学ぶのか(経験含め)?

自分で考えて、自分自身をアップデートし続ける必要があります。

自らの意思がなければ、多くの選択肢があっても選ぶことはできませんし、

やらされる学びには意味がありません。

 

 

「人材=管理するもの・されるもの」という意識から

企業も個人ひとりひとりも抜け出すことができるか?

日本の未来がかかっています。

 

 

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

法人会員

連携団体