ICTの積極的な活用を支援します

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一般社団法人 ICT経営パートナーズ協会 メルマガ (第101号)

    http://www.ictm-p.jp/

                          2022/05/18

 

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【目 次】

 

1.巻頭コラム 『生産管理研修の受講を検討してください』

 

               ICT経営パートナーズ協会   理事

 

                            本間 峰一

                      

2.ニュース・お知らせ

 

・【ICT経営パートナーズ協会主催 無料ビデオセミナー】のご案内

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【巻頭コラム】

 

       『生産管理研修の受講を検討してください』

 

               ICT経営パートナーズ協会   理事

 

                            本間 峰一

 

 

  私は4社の研修会社で生産管理システム活用に関する有償研修講座の講師をしてい

 ます。もともとは日刊工業新聞社の依頼によりはじめたもので、日刊工業新聞社の教

 室に集まっていただいて6時間の集合研修を実施していました。コロナ禍発生後は企

 業研修やオンライン研修も増えています。

 

 研修内容は生産管理の専門用語解説から管理のポイント、システム運用上の課題など

 生産管理業務に関わる話です。

 現在までに約250社の企業に受講していただきました。企業規模は三菱重工業殿のよ

 うな大手企業から従業員数十人の中小企業まで様々です。受講者からは参考になった

 という声が寄せられています。

 

 ところで、本研修にはITベンダからの参加がほとんどありません。製造業者の情報

 子会社の方は参加していただいていますが、ERPパッケージの導入や生産管理シス

 テムの構築をしているベンダからの参加は数社にとどまります。

 

 なぜベンダ関係者の受講が少ないのかがよくわかりません。単純な伝票発行用のコン

 ピュータシステムなら業務知識などなくてもシステム設計やシステム開発できますが、

 生産管理システムはそうはいかないはずです。

 

 たとえば大半の生産管理パッケージはMRP(資材所要量計算)という計画計算ロジ

 ックをベースにしています。MRPの特徴と課題を知らないで、ERPを企業に導入

 しようとしてもうまくいくはずがありません。そもそもMRPは欧米の最終製品を計

 画的に作っている工場の部品手配用に作られたロジックですので、親会社からの受注

 や内示にしたがって生産する日本の受注生産型工場とは相性が悪く、様々な工場でト

 ラブルを起こしています。

 

 フィットギャップ分析をすれば、ギャップがありすぎてそのままでは使えないとなる

 ケースも多いはずです。それにもかかわらず安易にERPを導入してトラブルになる

 企業が後を絶たないのは関係者の勉強不足のせいではないかと疑っています。

 

 このままでは日本の工場の管理能力は低下する一方です。それでなくてもコロナ禍を

 契機に日本の多くの工場の生産が混乱しています。親会社からの注文や内示が大きく

 変動したり、電子部品や材料が納期通りに調達できないという工場も多いです。混乱

 の原因がIT関係者の勉強不足であっては困ります。

 

 

 直近では5月25日に生産管理研修がありますので、生産系のシステム構築に関係して

 いる人は受講の検討をお願いします。

       https://www.techno-con.co.jp/item/19958.html

 

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【ニュース・お知らせ】

 

●ICT経営パートナーズ協会主催 無料ビデオセミナー:

 

  『Withコロナ時代を生き抜く!営業現場改革』

 

   https://ictm-p.edtech-jp.net/

 

  ビデオ視聴登録

 

   https://ictm-p.edtech-jp.net/entry01/

 

 

 

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