ICTの積極的な活用を支援します

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一般社団法人 ICT経営パートナーズ協会 メルマガ (第70号)
    http://www.ictm-p.jp/
                          2019/10/17

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【目 次】
 
1.会長コラム 『 DX推進力強化を加速しよう!』

                   ICT経営パートナーズ協会
                       会長 関 隆明

             
2.特集記事  『イノベーションは起こせるか  』
                            日本イノベーション融合学会 専務理事
          株式会社ドリームIT研究所
                       CEO 木村 礼壮

3.ニュース・お知らせ

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【会長コラム】『DX推進力強化を加速しよう!』

                   ICT経営パートナーズ協会
                            会長 関 隆明

  7月号のメルマガで「2025年の崖」克服のために、超高速開発ツールが極めて
 有効なツールであることを、強調させて頂きました。
 しかし克服してどのような新システムへ変えていくのかということが、さらに重要で
 す。単なるマイグレーションでは意味がありません。大変革すべき時代に入り、それ
 を乗り越え、継続的に発展していく為に、どのような経営を目指し、それを実現する
 ために必要な情報システムを、どのようなものにすべきかをスピーデイに検討し、変
 革して目指すべきシステムの仕様を明確にする必要があります。その為には超上流・
 上流工程をしっかり遂行できる力を付けることが強く求められます。

 従来の属人的方法に頼っている限り、とても短期間では不可能です。これはレガシー
 システムからの脱却の場合だけの問題ではなく、「攻めのITシステム」を新規に開発
 する場合は、より徹底した超上流・上流工程の充実が望まれます。

 過去において、欧米企業がBPRに真剣に取り組んでいた時に、日本では余り行われず、
 その後のIT利活用に大きな後れを取ってしまったという反省があります。現在の大変
 革時代の到来を機に、ビジネスプロセスの整備からシステム構築に至るまでの工程の
 充実を図る体制作りを、強力に行っていかなければなりません。当協会ではそれを支
 援するために、設立以来優れた方法論・ツールを積極的に活用する「経営情報プラッ
 トフォーム構築法」の体系化を進めてきました。

 一般企業も自社内のノウハウのみに拘らず、広く社外の優れた方法論・ツールを積極
 的に活用し、既に後れを取っていると言われているDXを強力に推進して行かねばなり
 ません。上記体系化の中で、最も重要と思われるビジネスプロセス、業務プロセス改
 革を例にとりますと、当協会のニュートラルな立場から高く評価し、一般企業やSIer
 に薦めている方法論・ツールがあります。

 紙面の都合上その主なものだけを下記に簡単に紹介します。

 [1]GUTSY-4(General Unified Theory Synchronizing Four Models
         プロセスデザインエンジニアリング社開発)
   ビジネスアナリシス方法論で、戦略、組織、ビジネスプロセス、ルール、ITシ
   ステム全てを対象とし、戦略をビジネスプロセスとITに反映し、IT投資効果を向
   上させることが出来る方法論である。カルフォルニア州工科大学の一色浩一郎教
   授始め多くの専門家や企業から高く評価されている。

 [2]SUSD(Super Upper Stream Definition  ドリームIT研究所開発)
   改革プロジェクトの計画策定のメソドロジーである。経営目的達成のために、業
   務のやり方を情報システムでどのように変革するかを整理・整頓する方法論であ
   る。特にユーザー要求を引き出すために、どんな投資効果を狙うか、「システム
   の方向性」、「ユーザー要求」をしっかり反映した計画を策定する「システム計
   画」、システムに要求する機能を明確にする「要求定義」を行い、見積もり精度
   を上げ、プロジェクト効果の数値化を行う。電子情報通信学会の最優秀論文賞を
   受賞。

 [3]HIT法(Human resource&Intelligence Technology システム科学社開発)
   トヨタ生産方式・IEを元にしたホワイトカラーの業務革新の実践・支援ツールで
   ある。「業務プロセスの可視化法」と「チャート作成システム」で、特許を取得
   している。業務プロセスを作成し簡単に可視化し、仕事の実態を「把握」し、
   「分析」、「改善」して課題解決と意思決定のスピードアップを実現する。「業
   務プロセスの可視化」を支援するのがHITシステムで「オフィス業務全体の最適
   化革新」と「個々人の業務プロセスの把握と改善」、「業務機能をトータルとし
   て把握し、分析・改善」の支援を行う。

 以上一見難しそうに思われると思いますが、これらの方法論・ツールを活用すること
 により、若手SEはもちろん、業務部門、管理部門の人達も、容易に超上流・上流工程
 を遂行することが出来るようになります。

 このような方法論・ツールを活用し、超高速開発ツールの活用により浮いたSEの超上
 流・上流工程要員への転換、業務・管理部門におけるDX人材育成が容易になると考え
 ています。「システム構築は情報システム部門で」という固定概念を捨て、全社の各
   部門の人達が、自らの業務プロセスの整備・改善を自主的に行っていけるようになる
   ことが、強く求められています。

 SI企業側も下請け型ソフト開発から脱却し、超上流・上流工程業務への対応力を強化
 し、ユーザー企業の良きパートナーへと変わって行くべき時だと思います。
 そして企業の大小を問わず、自社の強み、得意分野を一段と強化し、互いにフラット
 な関係で、それぞれ持てる力を存分に発揮し、ユーザー企業により良きソリューショ
 ンを提供できる、ダイナミックな協創体制が組めるよう努力すべきだと思います。
 その結果長年続けられてきた「多重式下請け構造」の変革が強力に進められ、我が国
 のDX推進力を大きく強化できるのではないかと期待しています。       
                     
                                   以上

 

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【特集記事】 『 イノベーションは起こせるか 』

                            日本イノベーション融合学会 専務理事
          株式会社ドリームIT研究所
                https://dreaminstitution.com/index.html
                     CEO 木村 礼壮

 

  結論から言うと筆者は起こすための方法は存在すると考えています。
 「巷ではイノベーションはひらめきの賜物であるから起こそうと思っても起こせな
  い。」という声もあります。

  ひらめきを起こすための方法をシャーマン博士がU理論で論じていますが、U理論を
  簡略に説明することは難しいので、本文では以下のシュンペーターのイノベーショ
  ンの定理に沿って(ひらめきとは別に)述べていきます。

  1:新しい財貨の生産
  2:新しい生産方法の導入
  3:新しい販売先の開拓
  4:新しい供給源の獲得
  5:新しい組織の実現
  1はプロダクトイノベーションとも言われ、世間ではこちらが一般的かと思います。
  3の一例としては、製造業が流通業を通さないで直販して安価に販売することを可能
 にしたモデル(ユニクロ等)があります。その他の項目も大きな価値を生み出す源泉
 となった例が沢山 あります。

 Vijay Kumar博士は以下の過程を経てイノベーションを起こすことができると言って
 います。(これはU理論にも少し似ているプロセスです。)
 1調査、2分析、3価値の設計、4ビジネスモデル策定、5プロデュース、です。
 1調査とは顧客を知ることです。2分析では顧客に対してどのような価値を与えるべ
 きかを解析します。3価値の設計ではどのような形で価値を与えるかを具体化します。
   4ビジネスモデル策定ではどのようなビジネスモデルでマネタイズするかを設計しま
  す。5プロデュースでは実際に価値を形にしてビジネスモデルに乗せてビジネス化し
 ます。

 通常1から5までを同じ人が行うよりは別々の部署で行うことがほとんどです。
 1調査や2分析を実施する際にはビッグデータ解析が役に立ちます。例えば、弊社に
 て、住宅メーカーがどのような時に人は住宅を購入するのか(調査)、どのような人
 がどのような住宅を欲しているのか(分析)を実施したかの一例を示します。

 家を買うのは何かしらの人生の変化のタイミング(結婚・出産・移住等)であること
 は誰でも分かっていることだと思います。特に子供が大きくなってきたタイミングで
 家を買う人が多いだろうということで子供向けのキッズデザインの家を売り文句とし
 ていた住宅メーカーでの調査結果として、キッズデザインの家を購入した人の理由と
 して老人介護に便利な家だということがありました。

 キッズデザインとは家のコーナーの角を危なくないように柔らかく丸めたデザインに
 したり、家のどこにいても家中が見回せて子供の様子を見ることができる、等の特徴
 があり、それが介護にも便利とのことで好評でした。これに介護用にトイレに車椅子
 が入れるように出入口を広くしたり介護用の機能を付け加えることで介護デザインと
 しても販売可能となります。

 また、分析の結果、住宅で流行の高気密や高断熱に関しては快適性以外に家族の健康
 維持機能として認識している人が多くいて家に健康維持機能を求めていることがわか
 りました。
 今後の世の中の流れとして、人は病院ではなく自宅で亡くなるようになることを考え
 ても介護に優しい家は価値があるということが分かりました。

 住宅メーカーの場合4ビジネスモデル策定、5プロデュースは、現状の資産を流用で
 きるので新たに実施するよりは現状の手直しで対応可能となります。
 この例とは別に全く新しい商品を世に出す場合は4ビジネスモデル策定、5プロデ
 ュースがとても大切な成功要因となります。

 もう一つ大切なことは、既存ビジネス市場と重なる商品を世に出す場合は、まったく
 別の企業体としてプロジェクトを進めないと上手くいきません。例えば、既存の商品
 よりも10倍の効果がある画期的な商品を開発したとしても当初は既存ビジネスより
 も力がないので注意しないと企業内の既存の勢力に競合とみなされて、潰されてしま
 います。

 最後にドラッカーのイノベーションの7つの種を紹介します。
 1)予期せぬもの
 2)ギャップ
 3)ニーズ
 4)産業構造の変化
 5)人口構造の変化
 6)意識の変化
 7)発明・発見
 住宅メーカーの例は予期せぬもの、ギャップ、ニーズ、人口構造の変化が種になって
 います。

 ドラッカーも言っているように変化のあるところにはイノベーションのチャンスがあ
 ります。
 これから世の中がどのように変化するかということを念頭に置いて、イノベーション
 を起こす方法論を回していくことにより革新を起こせると思います。

 世の中のニーズに合致していないとどんなに画期的なものでも価値が無い、というこ
 とになりますので、世の中の動き・ニーズを的確に把握することはとても重要です。
 今回は、文字数の制限もあり、かなり駆け足的に粗々な説明になり、お伝えしたいこ
 とがうまく伝わっていないこともあると思いますが皆様に少しでもヒントになるよう
 なことがあれば、幸甚でございます。

                                以上

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【ニュース・お知らせ】

 ●ITCA LIVEセミナーのご案内:日本の製造業のIT活用はなぜ遅れている? 

  【日時】  2019年10月30日(水)14:00~16:10
  【参加方法】Zoom/会場参加(先着順)
        ライブ:お申し込み後、視聴用URLをお知らせいたします
        会場 :ITコーデイネータ協会 A会議室
  【費用】  会員 1,080円 ITC 2,160円 一般 3,240円
  【プログラム】
        ・顧客利益を5割アップさせるITコーデイネータの技術
         講師:株式会社管理技術ラボ 八木 弘泰 氏

        ・生産管理システムコンサルをITCの収益源にするには
         講師:株式会社ほんま    本間 峰一 氏

  【お申込み】以下アドレスからお申し込みください

        https://www.itc.or.jp/foritc/seminar/b_1030.html


 ●日本システムウエア株式会社(NSW)「AI・業務自動化展」出展のご案内

  ■Japan IT Week 秋 AI・業務自動化展 公式Webサイト
      https://nsw.smktg.jp/cc/0nzO1ab0xls0loWIJ

   ▽会場:千葉市美浜区中瀬2-1 幕張メッセ 4?8ホール
       https://www.japan-it-autumn.jp/ja-jp/visit/access.html

   ▽2019年10月23日(水)~25日(金) 10:00~18:00(最終日のみ17:00終了)

  ■上記展示会への招待状をご所望の方は、下記宛先までメールをお願いします。

   必要な部数やご送付先などをご用命ください。ご郵送申し上げます。

      yuchiya3@gw.nsw.co.jp


  ■当社出展内容:ブース番号 21-11

   ・IoT向けビッグデータ分析・予測サービス「Toami Analytics」

   ・IoTプラットフォーム「Toami」

   ・画像AIソリューション「ToamiVisionシリーズ」

   ・産業用スマートグラス「RealWear」 【NEW!】
    音声制御により100%ハンズフリーを実現したスマートグラスです。
    高所や手の離せない作業者の目に指示書を表示したり、作業者の
    視界を事務所で共有したりなど、AR技術でオンサイト作業をサポ ートし
    ます。展示会場にて実機のデモをご覧いただけます。

   ▽ご参考:産業用スマートグラス「RealWear」資料ダウンロード
        https://nsw.smktg.jp/public/seminar/view/382

   ▽商談コーナー NSW専用 事前アポイント申込み画面
   https://aki.apposys.jp/exhibitors/RegistHome.phtml?c_id=ZTAwMDMzWXd5

 

 ● 日本CIO協会ビジネスセミナー(10月30日開催)のご案内     
       
  ■テーマ:事業変革を推進するデジタルイノベーションを考える
  ■講師:成迫 剛志 氏
            株式会社デンソー MaaS事業部長 デジタルイノベーション室室長
  ■日時:2019年10月30日(水)
                第1部15:30~17:30(開場:15:00)第2部17:30~19:00
  ■会場:東京都千代田区大手町2-6-2 JOB HUB SQUARE
                                                 1階トラベルハブミックス
  ■費用:無料 (第 2 部懇親会にご参加の方は¥ 3,000)
  ■お申込み: info@jscio.org まで下記情報をお送りください 10/21 〆
                   ・貴社名
                   ・ご芳名
                   ・第 2 部ご参加希望
       ・ご連絡先

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