ICTの積極的な活用を支援します


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一般社団法人 ICT経営パートナーズ協会 メルマガ (第56号)
    http://www.ictm-p.jp/
                          2018/8/15

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【目 次】
 
1.巻頭コラム『仕事ができる人になりたい』

                 ICT経営パートナーズ協会 理事
                 アスクラボ株式会社 代表取締役

                             川嶋 謙
2.ニュース・お知らせ
 ・協会、分科会の活動報告
  ・協会関連セミナー、その他ニュース
 ・協会会員のセミナー、製品紹介、その他ニュース

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【巻頭コラム】『仕事ができる人になりたい』

                  ICT経営パートナーズ協会 理事
                 アスクラボ株式会社 代表取締役

                             川嶋 謙

  弊社の若いスタッフが「仕事ができる人になりたい」と言った時、私はその
 スタッフに対して、「仕事ができる人になりたければ、本人のいないところ
 で批評や悪口を言わないようにして、多くの味方を作れ」とアドバイスしま
 した。

 さて、私が若い頃のことです。
 私がビジネスの社会に入った時、「全国で通用する一流の営業マンになりた
 い」と、漠然とした憧れを持っていました。その憧れに近づくために多くの
 書籍を読んで、その中に出てくるビジネスマンの物まねをして営業活動をし
 ていました。今思えば、自分勝手に解釈した「一流」という言葉への憧れと、
 書籍の中のビジネスマンを自らに置き換えていたことが、若かった自分自身
 のモチベーションになり、がむしゃらに行動できていたのだと思います。

 若い時は、自分の力・自分の努力で受注を上げていましたが、これは私がビ
 ジネスをスタートさせた岡山県北部の地方都市という限定された狭い範囲で、
 一時的にある程度通用したものと後になって気付かされました。

 それから十数年後、自社商品である「PROナビ」を開発して東京での販売活動
 を開始しました。今でこそ東京に拠点を構えていますが、当時は東京の商談
 も岡山から出張して対応していました。東京での営業活動は受注が皆無とい
 う以前に、商品をPRするチャンスもままならないという状況でした。
 そんな中、ある大手ITベンダーの社長・役員に対するプレゼンのチャンスを
 得ました。

 当日、私はプレゼンの資料をカバンに詰めて訪問し、社長・役員の方々へプ
 レゼンを行いました。プレゼン・片づけを終えた後、先方の社長自らエレ
 ベータホールまで送って下さいましたが、その際に「君は一人で来て、一人
 でプレゼンをして、一人で荷物を片付けて、一人で帰って行く。その姿に感
 動した。」と、思わぬお褒めの言葉を頂きました。

 これは私の想像ですが、社長ご自身の若い頃と私を重ねられたのではないか
 と感じました。その後、その社長のご支援のおかげで現在があると思ってい
 ます。

 このITベンダーの社長を紹介して下さったのは、この会社の関係会社である
 A社の支店長でした。実は、A社と弊社は同業で、狭い地方都市ではよくバ
 ッティング起こし、商談に勝ったり負けたりしていました。また、両社が関
 係するトラブルが発生した際には、解決策を支店長と話し合ったことも何度
 かありました。

 A社とは競合する関係ではありましたが、今でも私が自信を持って言えるの
 は、私自身がA社やA社の支店長に対して感情的な発言や表現をしたことは
 なく、A社やA社スタッフの悪口や嫌味を言ったことは一切ないということ
 です。

 そんな背景があったからか、弊社が東京で営業活動始めたと知ったA社の支
 店長が「私も協力する」と言って下さり、先のITベンダーの社長を紹介して
 頂くことになったのです。

 A社の支店長は、表立ってではないものの、弊社や私のことをかなり褒めて
 下さっていたようです。

 ビジネスの世界で仕事ができるようになるためには、多くの協力者・支援者
 の存在が必須です。A社の支店長より紹介を頂いた件で、自分一人の力は知
 れていることを再認識するとともに、陰口や悪口を言って反発する人を増や
 すと、個人・会社としての能力は優れたものを持っていたとしても、業績向
 上の足を引っ張られることになりかねないと改めて思いました。

 冒頭の「仕事ができる人になりたければ、本人のいないところで批評や悪口
 を言わないようにして、多くの味方を作れ」というアドバイスは、私自身が
 身をもって実感したことなのです。

 そしてそれは社外やお客様との関係に限ったことではなく、社内の上司と部
 下の関係、他部署や同僚との関係も全く同じなのです。特に、管理者やベテ
 ランのスタッフには、一般のスタッフへの注意・アドバイスは、長くなると
 逆効果になるので心理的に効果がある3分以内にするように依頼しています。

 弊社の研修コンテンツ「トップアプローチ研修」でも、信頼を得るためのプ
 ロセスに関して重点を置いたカリキュラムを組んでいます。
 お客様の経営者・管理者層とのコミュニケーションにおいては、相手から信
 頼を得られなければ、いくらテクニックやスキルがあっても相手とコミュニ
 ケーションが取れず、結果として重要な情報を得ることはできないからです。


                                       以上

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【ニュース・お知らせ】  

●日刊工業新聞社「工場管理8月号」特集記事 ご案内

【タイトル】「 なぜ納期遅れが起こるのか~生産管理システム活用の盲点」
【執  筆】 ICT経営パートナーズ協会 理事 本間峰一


 著者割引の案内を添付しました、下記アドレスからダウンロードできます。
   http://homma-consul.sakura.ne.jp/koujoukanri8.pdf

 本特集記事は日本の製造業を悩ます納期問題に対する生産管理面からの具体
 的な対応策を紹介したものです。実際の生産管理コンサルティング事例とし
 て沖電線殿にも取材協力していただきました。

 こうした話は紹介されることが少ないので、システム会社やITCの皆さん
 も知らないことが多く、現場関係者とのミスマッチを起こしています。生産
 管理システム関係に関わる方はぜひお読みください。


●ICT経営パートナズ協会メルマガ読者様各位

   ビジネスプロセス基本知識有料研修コース(入門レベル)ご案内
                       (有)ファイルース主催

 
  本コースは、SIベンダー様(システムユーザ企業様含む)の営業職位や
 システム技術者様の若年層の方々に製販・在庫・経理・原価等業務知識の基
 礎をご案内することを狙いとする有料研修コースです。

 旧ERP研究推進フォーラムの業務研修専任講師を過去13年間勤めておりま
 した青柳六郎太(元専修大学大学院客員教授、中小企業診断士/税理士)が
 旧フォーラム研修内容を継承して実施しております27科目のカリキュラムの
 復刻版で2018年度上期のスケジュール表を、下部URLをもってご案内させ
 て頂きます。

 生産管理、CRM等一部カリキュラムを除き、講師は、青柳六郎太が担当
 させて頂いております。

 研修料金は1カリキュラムあたりお一人15,000円を御申受けしておりますが、
 コースによっては市販教材のご購入を別途料金でお願い申しあげております。
 
 受講生は、現状ではITベンダー様の営業職、SE職の若年層の方々で、内
 容は業務プロセスの初歩的/基礎的な内容習得を主としております。

 ■直近の開催日:(10月以降年間スケジュールはコース案内参照ください
       http://www.a-sol.co.jp/service/business_seminar.html )


  2018/08/20(月):製造業の利益管理(原価計算)の必須知識(全経工簿検定
          レベル)
          (「顧客とICT導入の定量効果を共有し受注
          促進するための計算パターン」受講後、製造業の経営管
          理に使うKPIの勉強が大事だと気付いた方のための研
          修です)
  2018/08/22(水):基幹系・管理系のKGI/KPIの定石と要件定義
          (営業が提案書を書くためには最低限知っておかなけれ
          ばならない顧客の経営管理の常識)
  2018/08/27(月):製造業が儲かるための管理会計情報活用術
          (本研修は「顧客とICT導入の定量効果を共有し受注
                               促進するための計算パターン」受講後、キャッシュフ
          ロー計算の勉強が大事だと気付いた方のための研修です。
          営業が提案書を書くためには最低限知っておかなければ
          ならない顧客の経営管理の常識を学んで頂きます)
  2018/08/28(火):会計ルールの基礎知識
          (管理職に昇格するための最低限の会計知識)
  2018/09/03(月):提案に使える管理会計/BI活用領域
          (用途が提案できないBI提案は失敗する)
  2018/09/10(月):グループ経営管理の定石
          (グループ企業に提案するのに最低限必要な営業/SE
           の常識)
  2018/09/13(木):ヒヤリングシートで学ぶ販売・仕入管理の基礎知識
          (製販基幹系システム提案に必要な重要要件をヒアリン
           グシートによる質問肢で学んで頂きます)
  2018/09/19(水):固定資産と減価償却の会計税務知識
           (固定資産会計パッケージを受注するために必要な営業
           の常識)
  2018/09/21(金):生産管理の基礎知識
          (製造業担当営業が最低限知っておかなければならない
           製造業経営管理の常識)
   
  ■各回共通時間:

   ・開場13:00
   ・開講13:30~17:30

  ■場所:8月20日 8月28日 9月03日 9月10日 9月19日 98月21日
          NJC本社西新宿5丁目 研修会場
          〒151-0071 渋谷区本町三丁目12番1号 住友不動産西新
          宿ビル6号館11F 日本事務器本社受付ご来場
      8月22日 8月27日 9月13日
          JR秋葉原駅昭和通口から徒歩5分程度のビクタス(株)
          研修会場
      
  ■研修資料はPDFでメール配信させて頂いております。

  ■お申込事務は、(株)ATTソリューションズセミナー担当:
     business_seminar@a-sol.co.jpが代行しておりますが、コースの詳
   細は、青柳六郎太(r-aoyagi@kmd.biglobe.ne.jp)まで直接、お問い合
   わせ頂ければ幸いです。
   青柳の電話090-6346-4844です。

  ■コース案内URLは、こちらからお願いします。
    http://www.a-sol.co.jp/service/business_seminar.html

   なお、コースは実施実働5日前に定員5名に満たない場合は中止させて頂
   きます。
 

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