ICTの積極的な活用を支援します

★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★

 

一般社団法人 ICT経営パートナーズ協会 メルマガ (第4号)

     http://www.ictm-p.jp/              2014/4/18

★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★

 

 当ICT経営パートナーズ協会の著書「超高速開発が企業システムに革命

 を起こす」が日経BP社より発行されます。詳細は本メルマガ後半の

 お知らせ欄を参照ください。

 

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

【目 次】

 

1.会長コラム 『企業競争力強化に直結するIT活用を』

 

2.特集記事  『なぜSMB市場にクラウドの活用が進まないのか?

                         、その解決策は』

 

3.分科会関連のニュース・お知らせ

 

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆

 

 

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

【会長コラム】『 企業競争力強化に直結するIT活用を 』

                      ICT経営パートナーズ協会

                         会長 関隆明

 

言うまでも無く、今年度は消費税アップによる一時的経済の落ち込みを

乗り越え、新しい成長への道を確実なものにすべき極めて重要な年であり

ます。真に企業競争力強化に直結するIT活用を真剣に考えるべき年であり

ます。

 

然しスイスのIMD(経営開発国際研究所)の発表によると、日本の国際競争

力は総合で24位、トップは米国とのことです。その根底にやはりIT利活用

に対する考え方の違いが大きく響いていると言われています。

 

IT投資が極めて重要と考える企業の割合が、米国企業の方が日本企業より

も5倍以上大きいとのことです。米国企業が製品/サービス提供迅速化や

外部情報発信等、攻めのIT投資を重視する比率が高いのに比し、日本企業

は効率化やコスト削減などの守りの投資の比率が高いと言われています。

 

更に日本企業のIT投資の7割以上が、既存システムの維持費で、新規の

戦略投資は3割弱で、前向き投資がなかなか出来ないとも指摘されています。

やはり欧米のパッケージソフト活用度の高さに比し、我が国ではウオーター

フォール型スクラッチ開発の比率がはるかに高いと言う事が、響いていると

考えざるを得ません。

 

当然私達もクラウドによるソフトウエアパッケージの活用を、最優先で考

えて顧客に薦めますが、特に基幹業務については自社に適したパッケージ

が無いと言われるか、大幅なカストマイズを行ってでなければ使えないと

言う事が大変多いのは事実です。

 

日本では管理スタッフや現場の人達の能力が高く、優れたアイデアを沢山

持っています。これらの知恵を大いに生かし、スピーデイに且つ安く自ら

のシステムを開発し、実践を通し環境変化に柔軟に対応し、発展させて行

ける仕組みを考えた方が適していると考えざるを得ません。これが当協会

が前月号で述べた超高速開発の考え方を重視する所以であります。

 

今年度はこの超高速開発の認知度を一段と高め、活用促進を徹底的に押し

進めて行きたいと思っています。その為に、「超高速開発が企業システム

に革命を起こす」という本を5月中旬に出版する予定です。

 

今年度はこれを用い、特にユーザ企業自身が超高速開発の手段を活用し、

システム開発のイニシャテイブが取れるようになるよう、働きかけて行き

たいと思っています。

 

更にこの手法を自らのビジネスを侵害するものと思いがちなSIerに、要件

定義やシステム設計をし易くするものであり、付加価値の少ないプログラ

ミングからSEを開放し、より付加価値の高い仕事に向けて行く為の極めて

有効な手段であることを、理解して頂きたいと思っています。

 

また今迄システム開発を対象外と考えていた専門家の人達にも、自らも使

え、支援内容の有効性をスピーデイに実証できる良い方法だと言う事を、

理解して頂くよう働き掛けて行きたいと思っています。

                              

 

 

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

【特集記事】

 

「なぜSMB市場にクラウドの活用が進まないのか?、その解決策は」

       ICT経営パ-トナ-ズ協会 モバイル&クラウド分科会

          HNコンサルティング   代表  永松 秀通

 

 クラウドに関しては、クラウドファ-ストの定着やビッグデ-タの活用、

モバイル機器利用の定着等、華々しい話が語られていますが、SMB市場

のクラウドの活用については、必ずしも芳しくないのが現状です。 

 

その原因と対応策について、ICT経営パートナーズ協会での活動を通じて

説明をしたいと思っています。

 

■クラウド出現の背景

  クラウドに関しては、企業環境の変化(多様化やスピ-ド経営の必要

性)等があり、インタ-ネットやサ-バ/ストレ-ジ等の進歩、各種SW

の進展等のIT技術の進歩の両方が有って出現し拡大を遂げてきています。

 

■本来のクラウドの目的と期待

  クラウドの定義に関しては、米国のNISTで5項目の特徴を上げて

いますが、それに照らし合わせて見るとユーザ企業が、クラウドに期待

する“安い、旨い、速い“は実現する事が出来、企業の目的である市場

の多様化やスピ-ド経営への対応等の目的を達成できるものと思われ

ます。

 * クラウドのNISTでの5つの特徴

  (1) オンデマンド・セルフサ-ビス

  (2) 幅広いネットワ-クサ-ビス

  (3) リソ-スの共有

  (4) スピ-ディな拡張性

  (5) サ-ビスが計測可能であること

 

■SMB市場でのクラウド活用の現状

  クラウドを活用する事により、企業としては大きな成果を得る事が可

能となり、“クラウドファ-スト”の考えも定着してきている事から、

活用が急拡大するものと思われていました。 しかしながら、特にSMB

市場での活用の拡大は捗々しく無く、各種の調査結果でも顕著に現れてい

ます。特に、クラウド化の入り口である、デ-タセンタ-へのサ-バや

デ-タを預ける事すら、拒否をする企業が多く、導入の支援を行って居る

人にとっては、苦戦する材料になっています。

 

■SMB市場でクラウドの活用が拡大しない原因

  SMB市場でクラウドが拡大しない原因としては、幾つかの要因が

絡んでいますが、利用者と中小のISV(サービスプロバイダ-)の

立場で考えて見ると、次の様な事が考えられます。

 

1.利用者側から見ると

 

(1).自社にとって有効な製品やサ-ビスが無い/見つからない。

(2).必要なサ-ビスを入れると、結果として費用が高い。

(3).必要性が感じられない。

(4).スキルを持った要員が居ない/育成が難しい。

(5).取り組みたいがどうやれば良いか解らない。

(6).セキュリティ等に不安が有る。

 

2.ISVの視点で見ると

 (1).ビジネスモデルが変化するため対応が難しい。

    ・一括売上が月額売上 ・価格が低下 等

 (2).製品やソリュ-ションの多様化、進化(更新)の短期間化。

 (3).クラウドのスキル習得や、要員育成が難しい。

 (4).会社としてクラウドにどう取り組めば良いか解らない。

 (5).市場(ユ-ザ)がクラウドの採用に積極的で無い。

 (6).製品やサ-ビスを開発しても販売が難しい。

 

  また、市場が拡大しない為有用な製品やサ-ビスが拡大しない、一方

 使いたい製品やサ-ビスが無いから市場が拡大しない、といった負の

 スパイラルに入っている、と考えている人も多いのが現状です。

 

■クラウド活用促進のための施策

SMB市場でのクラウド活用推進を行う為には、幾つかの施策を考え

る必要があるものと思われます。 その中で主なものは次の通りです。

 

1.企業文化の変革

  ”クラウドファ-スト”は定着している、と言われていますが、SMB

  市場に限っては、”定着している”とは言い難い状況にあります。

 

→ ユーザ目線でのセミナ-を実施する等ユ-ザのクラウドに対する

理解を推進する必要があります。

→ 中小のISVがクラウド体質への変革に対する支援を実施する必

要が有ります。

 

2.マ-ケットDBの進化

  現在、SMB市場向けのクラウド関係の製品やサ-ビスは数多く提

 供されており、一部のベンダ-ではマ-ケットDB(マ-ケットプレ

-ス)が提供されている為、必要なものを検索して探す事が可能とな

っています。 しかしながら今のマ-ケットDBでは、ベンダ-製品

への依存(製品やサ-ビスへの紐付き)や適用した結果の評価方法、

必要なDBを探す事が難しい等の課題が有り、必ずしも有効に機能し

ているとは言い難い状況にあります。

 

→ 次世代マ-ケットDBの整備が必要となります。複数のベンダ-

  や製品に依存しない検索ポータル機能や、識者による(ベンダ-側

の評価では無い)評価等が必要だと思っています。

 

3.クラウド対応要員の育成(クラウドコ-ディネ-タ)

 クラウドを活用してシステムを構築する為には、従来のSIの活動

だけでは難しく、数多く(圧倒的に)の製品やサ-ビスから企業にと

って有用なものを組み合わせ・選定するスキルや、ベンタ-側の動き

の早期把握を行う能力等が必要となります。 

 

米国ではクラウドブロ-カという職種が有り、クラウドベンダ-と

利用者との間に入り、利用者側の要求に応える形でマッチングを行

っていますが、日本の場合は利用者側のニ-ズの発掘(固まって

いない)から、ベンダ-の製品やサ-ビスを把握してマッチングを

行うクラウドコ-ディネ-タ(ICTM-P内の呼称)が必要になる

と思っています。

これらの要員は、ユーザ企業で抱えるか、クラウドベンダ-で代行

するケ-スが考えられます。

 

  → クラウドコ-ディネ-タの育成を行う必要が有ります。

 

■ICT経営パートナーズ協会での活動について

  ICT経営パートナーズ協会では、「モバイル・クラウド分科会」

として活動を行っていますが、現在は主として下記の様な課題に取

り組んでいます。

 

1.ユーザ企業やISVからの相談窓口

   クラウド活用を進めて行く上で、進め方や要員育成、製品やサ-ビ

スの選定、ISVの体質の変革等についての相談への対応を行います。

2.新マ-ケットDBの検討

   日本で最大級のASP/SaaS等のマ-ケットプレイスを展開し

ているビープラッツ株式会社と連携し、次世代のマ-ケットDBの構築

を目指し活動を行って居ます。

3.セミナ-の実施

  ユ-ザ企業目線でのクラウドに関するセミナ-、及びISV目線で

クラウド体質への転換等に関するセミナ-を実施しています。

   また、ドリ-ムIT研究所と連携し、クラウドコ-ディネ-タの育成

  コ-スも実施しています。

 

以上の様な活動を通じてICT経営パートナーズ協会では、主として

SMB市場でのクラウド活用促進に貢献したいと思い、

「モバイル・クラウド分科会」で活動を行って居ます。 

 

クラウドの活用に取り組みたいユーザ企業やISVでクラウドに関する悩み

を抱えて居られる方は、是非ICT経営パートナーズ協会にお問い合わせ下さい。

 

 

 

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

【分科会関連のニュース・お知らせ】

 

★「超高速開発が企業システムに革命を起こす」 という本が日経P社より

  5月19日に発行されます。

  編者は関隆明会長です。執筆者は、関会長のほか、ICT経営パートナー

  ズ協会の5名のメンバです。昨年11月ころから準備をしてきましたが、

  いよいよ発行となります。

  

  推薦者はお二人います。一人はIPA/SECの所長の松本隆明様。もう一方は

  JUASの元副会長で現在はExecutive Fellowでいらっしゃる細川泰秀様。

  お二人には校正段階で目を通していただき、推薦のお言葉をいただき

  ました。

  偶然ですが、お二人からは、“イノベーション”あるいは“既存の枠に

  とらわれ ない先進的な”というお褒めのお言葉をいただきました。

 

  タイトルだけでなく、中身のかなり刺激的な内容になっていると思い

  ます。是非お買い求めください。

 

詳細はこちらをご覧ください。

  →http://www.ictm-pa.jp/お知らせ/出版のお知らせ/

   

★超高速開発分科会から設立した「超高速開発コミュニティ」からの情報です。

 

●セミナー情報

 

4月11日 (金) :自治体業務システムの開発運用への適用

 「ベンダーロックインから逃れろ!超高速開発ツールによる自治体業務シス

テム適用」を開催しました。3社から発表がありました。

 

5月16日(金)「変化に強いITが将来を救う!金融機関での超高速開発ツール

適用のご提案」。

超高速開発ツールは大手の金融機関でも使われていることをご存知ですか?

機密保持契約があり、企業名は公表できないため、あまり知られていない

  のではないかと思います。

 

今回は、金融機関での事例です。めったに聞く機会はありませんので、

奮ってお申込みください。

お申し込みはこちらから! https://www.x-rad.jp/seminarregist201405/

 

★「超高速開発コミュニティ」のセミナー詳細情報、お申し込みは

こちらから ⇒ https://www.x-rad.jp/eventmenue/

 

●超高速開発コミュニティにぜひご入会ください。入会のメリット、ご入会は

こちらから ⇒ https://www.x-rad.jp/registration/admission/

 

 

☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆

 

 

法人会員

連携団体

販売パートナー製品