ICTの積極的な活用を支援します

ICT経営パートナーズ協会創立10周年記念の御挨拶

【2021.11.27】

 時下ますますご隆昌のこととお慶び申し上げます。

平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

さて当協会は2021年11月17日をもって、創立10周年を迎えました。

これもひとえに皆様の厚いご支援と温かい激励の賜物と、心より感謝申し上げます。

当時既に世界はデジタル産業革命が進んで来ており、企業が激しいグローバル競争に打ち勝っていく為には、最先端のICTを駆使し、革新的で、ダイナミックな、質の高い経営を実現していかなければならない状況なってきていました。

我が国では経産省を中心に、IT経営の実現を企業に強く働きかけておりました。

協会はその動きに対応し、特に中堅・中小企業に対し、新しいビジネスモデルの創出、IT活用による業務・業務プロセスの変革や、新しいIT化要求モデルの設計支援を、各種メソッド・ツールを用いて行っていました。

当協会にはデザイン経営、ビジネスアナリシス、ビジネスプロセスの改革やIT化企画の専門家や経営コンサルタント、ITコーデイネータなどが会員になっており、支援要求内容に応じて、互いに連携し、支援に当たる体制になっています。

しかし中堅・中小企業にとってIT経営を推進していく上で、一番障害になるのは、旧来の効率の悪いシステム開発によるIT投資の増大と、ITエンジニア不足です。それを解決する為に、自動プログラミングの可能な超高速開発(現在はローコード開発に変更)ツールの活用を積極的に進めてきました。2013年にこのツールを提供しているベンダーとタイアップし、ローコード開発コミュニテイを創設し、その活用促進を徹底的に図ってきています。このツールにより、ユーザー企業の業務部門の人達もソフトウエア開発が出来、システムの自社開発を大いに促進するだろうと期待されております。

現在工場現場のIoTシステムやオフィス業務の効率アップの為のテレワーク、WEB会議の活用、RPA(事務作業のロボット化)の活用など、支援対象領域が急速に広がって来ています。

いよいよコロナ禍で露呈した我が国のデジタル化の大きな後れを取り戻す為に、昨年9月に新設されたデジタル庁を司令塔として、国を挙げてのDXへの挑戦が始まっています。協会も自ら果たすべき役割をよく見定め、自らのトランスフォーメーションもしながら、その務めを果たしていきたいと思います。

今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

2021年11月吉日
ICT経営パートナーズ協会
会長 関隆明

                      

過去の活動

書籍「超高速開発が企業システムに革命を起こす」出版記念パーティー

挨拶をする関会長

 

 

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