ICTの積極的な活用を支援します

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一般社団法人 ICT経営パートナーズ協会 メルマガ (第122号)

    http://www.ictm-p.jp/

                          2024/2/28

 

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【目 次】

 

1.会長コラム『現場から起こすDX:目的と手段を逆転しないための3つのポイント』

 

               ICT経営パートナーズ協会   会長

                          木村 礼壮

 

2.ニュース・お知らせ

 

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【会長コラム】

 

      『現場から起こすDX:目的と手段を逆転しないための3つのポイント』

 

               ICT経営パートナーズ協会   会長

                          木村 礼壮

 

 

先日、弊協会の活動の一環で東京商工会議所のぴったりDXの相談ブースにて様々な企

業様からDX化にむけてのご相談を受けた際に感じたことがあり、お伝えしたく筆をと

らせて頂きました。

 

DX相談会で現場の方々から相談を受けた際、多くの方が「このツールが欲しい」「あ

のツールを導入したい」という具体的なツール名を挙げていました。しかし、話をよ

く聞いてみると、彼らが抱えている課題解決には、別のツールの方が適していること

がほとんどでした。

よく考えると、程度の差はあるにしても、中央省庁や大手企業から中小企業まで、日

本ではよく遭遇する場面であると思いました。

 

なぜこのような誤解が起こってしまうのでしょうか?理由は以下の3つかと思います。

 

1. デジタルツールの知識不足

現場の方々は、日々業務に追われ、最新のデジタルツールについて十分な情報収集を

する時間がないのが現状です。そのため、目立つ広告や口コミで評判のツールに飛び

ついてしまうケースが多く見られます。

 

2. 目的と手段の逆転

本来、DXは「業務効率化」「新たな価値創造」などの目的を達成するための手段であ

り、ツールは目的達成の道具です。しかし、現場では「デジタルツールを導入するこ

と」が目的化してしまうことがあります。これも原因として、手っ取り早く課題を解

決したいという思いだけでなく、目立つニュースや記事に躍らせれて、ツールがあれ

ば夢がかなうと錯覚してしまうことも一因でしょう。

 

3. ベンダーの営業トークに惑わされる

ITベンダーの営業担当者は、自社の製品を売り込むために、様々なセールストークを

展開します。その結果、現場の方々は、自社の課題に合致していないツールを導入し

てしまうリスクがあります。これは、相談に来ている企業の今までの失敗談としてよ

く聞く話です。

 

DX成功のためには、現場の積極的な参画こそが、鍵となります。そのためには利害関

係者全員が目的と手段を混同することがないようにしなくてはなりません。

 

目的と手段を逆転しないための3つのポイント

 

1. 課題を明確にする

DXを成功させるためには、まず自社の課題を明確にすることが重要です。「何のため

にDXを推進するのか」「どのような課題を解決したいのか」を明確にすることで、必

要なツールが見えてきます。ツール提供側は、現場の方々に課題を明確化することの

重要性を教えるところから始めることも遠回りのようでありますが、結局は近道です。

なぜなら、課題が明確化されていなければ、ゴールのないところに向かって走ってい

るようなもので、いくら走っても成功したかどうかも分かりません。

 

2. DX検討をする側は、専門家の支援を活用する

デジタルツールの知識や経験が少ない場合は、DX推進の専門家に相談することをおす

すめします。専門家は、自社の課題に合致したツールを提案し、導入後のサポートま

で支援してくれます。その際の留意点としてはツールとは中立的立場の専門家に相談

することが良いかと思います。自社で開発・販売しているツール等を背負っていると

どうしても自社商品を販売したいという意識が働くのは自然のことなので。

 

3. 現場の意見を徹底的に聞き取る

専門家は現場で実際に業務に携わる人たちの意見を聞き取ることは、最適なツールを

選定するために不可欠です。どのような業務で困っているのか」「どのようなツール

があると助かるのか」を丁寧に聞き取りましょう。始めて会う現場の方々の悩みを5

分程度で整理することができるSPINなどは有効です。 

 

可能であれば、全ての企業でDXリテラシー標準(DSS-L)程度までを身に付けること

が良いかと、改めて思いました。弊協会ではそのような教育関連の取組も進めており

、一層加速していきたいと考えています。是非、ご一緒に取組んでいただける方々は

お知らせ願えますでしょうか。

 

                                    以上

 

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★イベントのお知らせ

 

 

しばらくコロナ等で勉強会開催の頻度も少なくなってしまいました。

 

また勉強会を再開しようと思います。ぜひお気軽にご参加下さい。

 

今回は、演習付きということでもあり、開催を3月3日(日曜) 15:00~18:00頃)と

いたしました。

 

現在注目を浴びている生成AI (Generative AI)のついて、このひな祭りの日に集中的

な勉強会にしたいと思います。

 

 

今回の勉強会は2部構成となっています。総論中心のPart Iに引き続き、お時間のあ

る方にはぜひPart IIの演習までお付き合い下さい。

 

Part I: 15:00~17:00頃まで:木村会長の挨拶を含めて細野氏による講演

 

Part II: 17:00頃~18:00頃まで目処に: 細野氏による生成AIの演習

 

 

講演者は、株式会社ドリームIT研究所(https://dreaminstitution.com/about-us/)

CTO及び生成AI利用研究者の細野氏です。

 

生成AIについては、その利用拡大に伴い、ICT領域だけでなく経営にも大きなインパ

クトを与えております。

 

米国では、経営の仕事の32%が、さらに法務、事務・管理職の仕事の40%以上が自動化

されると言われております。

 

そのような生成AIをコンサルティングにどのように利活用するかについて、最先端の

米国の事例も交えながら、講演と共に、後段では演習参加も予定しております。

 

 

お申込は、info@ictm-p.jpまで。3月3日勉強会申込とのタイトルで、お名前と

ご所属を記載の上、メールを送信してください。

 

 

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協会提携先のノーコード開発ツール(@ポケット)のキャンペーンのご紹介です。

 

 

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 ■対 象

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 ※ 無料期間終了後、契約か解約をご選択いただけます。

 自動でご請求がいくことは御座いませんのでご安心ください。

 

 ■お申込方法

  期間中に下記「キャンペーン申込フォーム」 から、お申込みをお願いいたします。

 

 <キャンペーンお申込>

  https://at-pocket.com/application/campaign/form.html

 

 

 弊協会お問い合わせ先

 https://www.ictm-pa.jp/%E5%95%8F%E5%90%88%E3%81%9B/

 

 

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