『超高速開発が企業システムに革命を起こす 』

必要な情報システムをスピーデイに開発し、柔軟に変えていくことのできる手段として、超高速開発という考え方とそれを支える超高速開発ツールが注目を浴びています。ここでいう「超高速開発」とは、単にプログラムを自動生成する機能だけではなく、業務のデザインから運用・保守工程をも含めたシステム・ライフサイクル全般にわたる生産性向上と継続的品質改善のやり方を意味します。ユーザ企業はもちろん、今までプログラミングの知識がないという理由でシステム開発を対象外と考えていた経営指導の専門家の人達にとっても、経営や業務知識をベースに情報システム開発が行える有力な方法になる可能性があります。2013年8月にソフトウェアの生産性を高める超高速開発ツールベンダ13社が集まって、「超高速開発コミュニティ」が発足しましたが、本書はそのコミュニティのまとめ役であるICT経営パートナーズ協会（会長は元NECソフト社長・会長、元ITコーディネータ協会会長の関隆明）のメンバーが分担して原稿執筆にあたりました。また付録には、ベンダの寄稿による各社のツールの概要をまとめています。

■本書 推薦のお言葉
独立行政法人情報処理推進機構（ IPA） ソフトウェア高信頼化センター（ SEC）所長 松本隆明  氏
「ビジネス環境の変化がめまぐるしい現代、手工業的なシテム開発をては企勝ち残れない。
　この著には既存枠にとらわれない先進的開発手法への挑戦がある。」

一般社団法人 日本情報システム・ユーザ協会（ JUAS） Executive Fellow（元副会長）  細川 泰秀 氏
「この「超高速開発」ツールは、従来システム手法に対するイノベョンである。各社競争力向上のために、　このツールの活用をぜひ検討してほい。」

目次

序文　 この本の出版に当たって
第 1章 企業経営からみた超高速開発への期待
第 2章 超高速開発は従来のに比べて何が優れいるか
第 3章 超高速開発 ツールを活用した進化型プロトタイの実践
第 4章 超高速開発活用に立ちはだかる課題と対策
第 5章 超高速開発の活用事例
付録 代表的な超高速開発ツールについて

関隆明 監修
一般社団法人 ICT 経営パートナズ協会  著
2014 年 5月 19 日発行 
A5 判、 320 ページ 
ISBN978-4-8222-9627-8
発行：日経 BP 社
発売：日経 BPマ－ケティング