★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★ 一般社団法人 ICT経営パートナーズ協会 メルマガ (第23号)      http://www.ictm-p.jp/          2015/11/18 ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 【目 次】 1.会長コラム『 当協会発足5周年目を迎えて 』 2.特集記事 『 「超高速開発」知名度拡大する 』 ICT経営パートナーズ協会 理事         超高速開発分科会 座長               超高速開発コミュニティ 幹事                    樋山 証一 3.ニュース・お知らせ  ・協会、分科会の活動報告 ・関連セミナー、その他ニュース ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ 【会長コラム】『 当協会発足5周年目を迎えて 』 ICT経営パートナーズ協会                       会長 関 隆明  8月の当コラムでも述べたように、当協会は2011年11月17日、我が 国のIT利活用の遅れに対する危機感を共有し、互いに持てる知識や経験を活用 し合い、総合力を発揮して、真に経営に役立つシステムを効率良く構築できる 集団を作ろうとの熱い意志を持った有志が中心となって、任意団体として発足 しました。 協会の名称に「ICT経営」という言葉を使ったのは、ややもすると「毛嫌いさ れ」、使い方のまずさを棚に上げて、「無用な金食い虫」とまで過小評価され てしまうICTを積極果敢に活用し、過去からの惰性に流されず、「常に知恵を 働かせ(Intelligent)」、「他と積極的に協力し(Cooperative)」、「随所 にある境界の壁を乗り越えて(Transborder)」、企業の意に叶った経営を実現 すると言う意味を込めたかった為です。 従って当協会は同種の人達や同業の企業からなる協会とは異なり、多種の専門 家や技術者からなる混合型の協会です。会員は常に顧客視点に立ち、対象企業 の企業力強化に直結する経営改革の支援に全力を挙げています。 最初の相談や提案は無料にて行い、本格的なコンサルテイングやシステム構築 に発展する場合は、協会が飽くまでも中立的な立場に立って、最適な専門家や 企業をアサインし、彼らが正式なビジネスとして有料で契約し、責任を持って プロジェクトを遂行してもらうことになります。 その為協会は発足当初から、プロジェクトをしっかりリードできる会員の増強 や、実際のプロジェクトを遂行してもらえる専門家や優れた企業との関係強化 に力を入れて来て居ります。 協会発足当初は啓蒙活動や研修、セミナーが中心でしたが、徐々に具体的な支 援要求が増えるに連れ、協会の信用度向上や専門家や企業との契約を円滑にす る為、2013年7月31日に一般社団法人へと衣替えしました。 そしてこれと期を同じくして、システム開発の効率アップに威力を発揮する超 高速開発ツールの活用促進を図ろうと、多くのツールベンダーと協力して、超 高速開発コミュニテイを立ち上げました。その後の両団体一体となった活動の 推移を見るにつけ、これは実に時宜を得た施策だったと思って居ります。 一般社団法人化に伴い、協会の知名度も少しずつ上がり出し、研修やセミナー 支援物件の数も増え出して来ました。 これら日常活動を通して私達が常に強く意識しているのは、       〇企業トップのIT化意識の向上       〇ユーザがイニシャテイブを取ったシステム構築       〇経営要求を的確に反映したシステム作り       〇PKG活用及び超高速開発による、SEの労働集約的作業からの        解放と高付加価値作業への転換 などで、この実現の為に、先月の当コラムで紹介した如く、ビジネスアナリシ スによるビジネスモデルの設計、ビジネスプロセスの整備、リポジトリの作成、 そして超高速開発ツールによる自動プログラミングなどを体系化して来ました。 これら方法やツールは現在力を入れている「攻めの経営」実現にとって、極め て有効な方法やツールだと考えて居り、今後一段とその活用を積極化して行き たいと思っています。 この様に当協会は経営そのものの改革・改善と、その実践の為に必要なITシ ステム構築の両方をシームレスに行う活動を続けながら、先日の11月17日 を以って、発足5周年目を迎えることが出来ました。これも偏に皆様方の御指 導、御支援の賜物と感謝して居ります。 皆様ご承知の如く、現在我が国は大変革の時代に突入して居ります。 「マイナンバー制度の実施」、「東京五輪開催の為のプラットフォームの構 築」、「TPPへの対応」、そして世界中の産業の姿を一変させると言われてい る「第4次産業革命への取り組み」など、今だかってない大変革が押し寄せて 来ています。 そして技術面では「IoT」、「AI」、「ビッグデータ解析」など、経営の在り 方や質を根本から変えてしまう、全く新しいICT利活用の競争が激しく展開さ れて来ています。過去からの惰性や固定観念に捉われていると、企業も国もア ッと言う間に取り残されてしまう恐ろしい時代に入ったと言えます。 だからと言って当協会としては決して浮わつくこと無く、今迄整備してきた方 法やツールを駆使して、限られた情報システム関連リソースを前向きなシステ ム開発に向けられるような活動を着実に進めて行きたいと思っています。 そして並行して、このような新しい分野での潜在能力を持つ人材を一人でも多 く集め、先行する団体や企業との連携を深め、特に中堅・中小企業がこれらの 波をうまく乗り越え、発展して行く為の支援に挑戦して行かなければならない と、強く感じて居ります。是非このような考えに賛同して頂ける方々に御参集 頂き、共に活動して行けることを強く期待して居ります。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ 【特集記事】 『 「超高速開発」知名度拡大する 』       ICT経営パートナーズ協会 理事          超高速開発分科会 座長                超高速開発コミュニティ 幹事                     樋山 証一  超高速開発という言葉が日経コンピュータに出現して3年半、超高速開発コ ミュニティが設立されて2年経ち、200会員近くに拡大していますが、まだ興味 を持っている方々、ITメーカベンダーの方々が多いというのが現状です。IT 業界、技術者はもちろん、ユーザー企業の経営者、情報システム部門でも知ら ない方が多いのではないでしょうか。 2015年10月に入って、超高速開発の知 名度を拡大する機会が相次いでありました。 一つは日経コンピュータ(10月1日号)特集記事「拡がる『超高速開発』」で す。メガバンク、大手製造業、そして通信事業関連会社も超高速開発ツールを 活用してシステム開発に踏み切ったという記事。そして、今後ユーザー企業の 内製化が促進されるだろうということも書かれていました。大企業も超高速開 発ツールの活用がここまで来ているのかと驚かれた方もいるでしょう。 思い起こせば、今年5月超高速開発コミュニティ総会の記念講演会にて、大手 IT企業4社から超高速開発の取り組みをお話しいただきました。だいぶ機運 が盛り上がってきたように見えます。他の企業も追随するでしょうか。 ITベンダーも現在は技術者が足りないと嘆いていますが、数年後には、メガバ ンクの大型開発プロジェクトが落ち着き、マイナンバーなどの喫緊のIT需要 が終わった時に、ユーザー自ら主体的にシステム開発、運用保守をやっている よという時代になるのではないか、危機感を感じる記事です。この一か月、超 高速開発コミュニティのベンダー会員企業では問い合わせや技術セミナー受講 が増えていることをみても記事の影響があったようです。 もう一つ知名度を拡大する要素はITProEXPO2015(2015年9/30~10/2、東京ビッ グサイト)への超高速開発コミュニティ会員の共同出展です。競合するツール ベンダー8社が共同で出展しました。背中に「XRAD」そろいの法被を羽織って のブースは会場内の人目を引いたと思います。 http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/100203248/ 天井から吊り下げた看板は広い会場のほぼ中央にあり、どこからでも確認する ことができた位置です。入場者から「超高速開発ってなんだ?」との質問も多 くあったようですが、初めて「超高速開発」を見た人、理念を旗印にライバ ル製品なのに共同で出展することも知っていただきました。出展企業の多くが、 他のブースで出すより効果があった、名刺を予想以上に集められたという感想 もありました。 二つのインパクトがあって「超高速開発」の知名度が拡がり、大手ユーザー 企業の導入で信頼感が高まり、今後の市場拡大に大いに貢献できたと考えてい ます。超高速開発も一部の先進的企業の活用から、普及期に差し掛かったかな と思える印象がこの一カ月で生まれました。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ 【ニュース・お知らせ】 ●法人会員 加入のお知らせ  10月28日付けで、法人会員として新たに、GeneXus Japan株式会社 (代表取 締役:大脇 文雄 氏: http://www.genexus.com/japan/genexus-japan?ja)が、 加入されました。GeneXus Japan社は、超高速開発ツールGeneXusの国内の総代 理店です。 詳細は、下記をご覧ください。 (http://www.ictm-pa.jp/organization/memberprofile/genexusjapan/) ●ITコーディネータ協会にて3種類のセミナーを提供します ICT経営パートナーズ協会の企画として、ITコーディネータ協会にて下記の3種 類のセミナーを開催することになりました。 1)「ライバルに勝つ〜 攻めの経営とイノベーションの原動力 (今日から できるビッグデータ活用)」2016年1月27日(水)午後。後日、eラーニングコー スとしての提供も予定しています。 2)「超高速開発ツールの選定と適用の考慮点」2016年2月3日(水)午後。後日、 eラーニングコースとしての提供も予定しています。 3)複数の超高速開発ツールに関するeラーニングコース(12月末から提供予 定。このeラーニングコースは、ITコーディネータでない方も無料で聴講で きます) −…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…− ●超高速開発分科会から設立した「超高速開発コミュニティ」からのお知らせ ★11月20日 ユーザー事例発表セミナーのご案内 超高速開発コミュニティが企画・主催する、ユーザー事例発表を今週次の日程 で開催します。 今回は ・秩父鉄道株式会社様 『SL予約管理システム』開発事例紹介 ・日本ユニシス株式会社 様 『顧客情報管理・・共有グローバルDB構築』事例 をお話しいただきます。 【日時】2015年11月20日(金) 13:30〜16:30 (開場:13:00〜) 【会場】エッサム本社ビル4階こだまホール (神田駅より徒歩3分) 【詳細・お申し込み】 https://www.x-rad.jp/ まで −…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…− ★「クラウド導入とクラウドセキュリティ・ガバナンスの考え方 入門コー ス」 内容: ITコーディネータ協会後援(予定)知識ポイント1.5 インターネットの普及により、IT利活用のルールは決定的に変わりました。そ の流れに沿ってクラウド導入も最重要課題となっています。日本の省庁もクラ ウド導入により、IT予算の30%を削減することを明言しています。 IT経営実践のためにクラウドを使用していくことが効率的かつ経済的です。 しかし、セキュリティ、ガバナンスの観点から落とし穴に落ちないようなクラ ウドの導入が必要です。入門者にも分かり易くクラウドの概要からセキュリテ ィ、がバンスの観点でクラウドの課題、解決策の道筋を説明します。 【講師】: 木村 礼壮   ドリームIT研究所(ITコーディネータ認定教育企業)CEO   自治医科大学大学院 学外講師 【開催日程】: 2015 年 12 月 9 日  14:00 〜 17:00 【開催場所】:  中央区佃区民館 2号洋室 【詳細URL】:http://www.dream-biz.jp/cloud/seminar001.html −…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…− ●共催・後援セミナーのお知らせ ★情報システムに革命を起こせ! 〜源流・超上流からの進め方と開発・保守ツールへの連携および自動生成〜 【開催日時】 2016年1月25日(月) 13:30〜17:30 【 場 所】  JBCC(蒲田事業所)セミナールーム 【受講料】  無料 【セミナー内容】 主催 JBCC株式会社 共催 パワードプロセスコンサルティング株式会社、 株式会社プロセスデザインエンジニアリング 後援 ICT経営パートナーズ協会、バリューチェーンプロセス協議会 1.「源流・超上流におけるメソドロジーGUTSY-4の有効性」 2.XupperIIを利用した超上流・上流工程の変革 3.GUTSY-4の成果物をXupperIIに搭載した源流・超上流・上流デモ 4.XupperIIと連携したGeneXusによる下流工程の変革 5.Metasonic Suiteでプロセス統合するBPMソリューション これによって、ビジネスアナリシス(源流・超上流)を経て、戦略を反映した BPM(意思決定プロセス、定型プロセス)と超上流、そして超高速開発 (下流)へと、スムーズにつながることになります。 詳細⇒ http://process-design-eng.com/contents/2016125.html −…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…− ●会員・連携団体からのお知らせ ★株式会社 BlueMeme社から2つのご案内 1. Developer Bootcamp in 東京 2015年12月14日(月)〜18日(金) http://www.bluememe.jp/download/training/OutSystems_Developer_Bootcamp. pdf 2. Associate Developer 認定試験 in 東京 12月18日(金) http://www.bluememe.jp/download/training/Certified_OutSystems_Develope r_Examination.pdf お問い合わせは以下までお願い致します。 【メールアドレス】training@bluememe.jp ★『経営者育成研修〜虎の穴プロジェクト〜参加者募集のご案内』 ”たった1万5千円で経営者の資質が身につく3ヶ月講座!!” 次期経営者(次期リーダ)の育成に活用ください 次期経営者を目指す人や社内のリーダーを目指す人向けに、これからの 激動の時代を乗り切れる経営者(リーダー)を育成する講座を開設いたします。 【開催予定】 下記のすべて土曜日の9:00〜13:00 2016/2/6、2/20、2/27、3/12、3/26、4/9、4/23、5/15、5/21 全9回 【開催場所】  会 場:株式会社アクロホールディングス      東京都中央区日本橋本町14-8-15ネオカワイビル5F 【申し込み資格】 申し込みの条件はありません(年齢・性別・キャリア等不問)が、 すべての回に出席できる方を優先させていただきます 【研修の目的や得られる知識】 ・聞く力・読む力・話す力・書く力・魅せる力を身につける ・経営者(リーダー)の資質を理解する ・経理の基礎知識の取得(数字から会社の実態を把握する) ・問題分析と解決策の具体的方法を学び検証する ・経営者検定試験に合格する ・起業や事業の立ち上げの手法を身につける ・事業計画書の作成とプレゼンテーションの実践 ・レポートの提出と総合評価 【費用】 1名様1万5千円(税別) (経営者検定試験テキスト代・受講料含む) 【募集人数】 15名様限定(申し込み多数の場合は事前の審査あり) 【お申込み・お問い合わせ】   下記問い合わせフォームから、お問い合わせ内容欄に   「虎の穴応募」と記載の上お申し込みください。    https://www.acro-net.com/contact.php 【主催】株式会社アクロホールディングス ================================================================= ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 ご意見・ご質問等は事務局info@ictm-p.jpまでよろしくお願い致します。 なお、メルマガのバックナンバーは協会HP http://www.ictm-p.jp/ にてご覧いただく事ができます。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ 発行元  発行:一般社団法人 ICT経営パートナーズ協会  編集:大村 邦夫  MAIL:info@ictm-p.jp(事務局)  URL :http://www.ictm-p.jp/ ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ Copyright 2014-2015 ICTM Partners Association All Rights Reserved. ※本メールマガジンの記事について、無断転載はご遠慮ください。 ※メール転送は自由ですが、記事内容を一切、加筆・編集または抜粋せずに ご利用願います。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆