★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★ 一般社団法人 ICT経営パートナーズ協会 メルマガ (第24号)      http://www.ictm-p.jp/          2015/12/16 ★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★…★ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ 【目 次】 1.会長コラム『 時代の流れを掴んだ「攻めのIT経営」を 』 2.事務局長就任のご挨拶 3.ニュース・お知らせ  ・協会、分科会の活動報告 ・協会関連セミナー、その他ニュース 4.理事・会員からのお知らせ ◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆ ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ 【会長コラム】『 時代の流れを掴んだ「攻めのIT経営」を 』 一般社団法人 ICT経営パートナーズ協会                       会長 関 隆明  今年当協会の重要テーマとして、「攻めのIT経営」の実践支援の強化をあげ、 それに役立つメソッドやツールの整備にも力を入れて来ました。しかしこの 一年を振り返ってみますと、一般企業は「攻めのIT経営」の必要性は認めてい ながら、目の前の差し迫った問題解決に追われたという印象が強いと感じてい ます。 情報サービス関連団体の調査では、今年のIT化需要はかなり強く、SE不足が顕 著だと報告されています。しかしその中味を見ますと、著名ソフトのサービス 停止に伴うソフトウエアの変更や修正、長年延命を図って来て限界に来たレガ シーシステムの作り直しなど、「守りのIT化」の作業の比率が高いと聞いてい ます。その上に今年の重大テーマである「マイナンバー制度」実施の準備作業 が加わり、一般企業のIT部門の負担は大変大きくなっているのではないかと察 せられます。 しかしこのような日本の状況にはお構いなく、既に国民番号制度を導入済みの 欧米では、第四次産業革命への動きが活発化して来ているのはご存じの通りで す。ドイツにおける「インダストリー4.0プラットフォーム」、米国の 「インダストリアル・インターネット・コンソーシアム」の動きに見られるよ うに、IoT時代に対応して新たな生産プロセスの開発やサプライチェイン全体 の最適化を目指して、官民挙げた取り組みを本格化しています。 周回遅れだと言われている我が国も、「新3本の矢」の中で第四次産業革命の 実現が強く打ち出され、「生産性革命」を最重要テーマとして取り上げていま す。そして既に出来ていた「ロボット革命イニシアテイブ協議会」及び「イン ダストリアル・バリューチェイン・イニシアテイブ」に加え、新しく「IoT推 進コンソーシアム」、「IoT推進ラボ」が結成され、いよいよ国を挙げてIoTの 利活用を促進する体制が出来てきました。 残念ながら数年前から着々と研究や推進体制作りを進めてきた独米などに比べ、 我が国のこのような団体は、これから本格的に中身の充実を図って行かねばな らない段階にあります。 しかし工作機械やロボット技術に長け、優れた現場力を持つ日本は、たとえ通 信規格などの国際標準化には後れを取ったとしても、実践的なデファクトスタ ンダードを築いて行く力は十分あるはずです。その力を武器に独米と協力し、 公正な国際標準作りに貢献して行くことは十分可能だと思います。 このような課題の検討は国家レベルの話ですが、私達としてはこの革命に後れ を取らぬよう、自ら実行可能な施策を考え、スピード感を持って実践して行く ことが、「攻めのIT経営」に繋がって行くと思います。 IoT、ビッグデータ、AIなどの先端技術を「まだ実用にならない」とか「まだ まだ先の話だ」と言わず、それらの活用に今から真剣に取り組まないと、 「いつも一歩後れになる日本」を繰り返すことになります。これからは企業の 歴史の長さや大小に関係なく、企業の優劣が決する時代になります。 部門ごとのバラバラなシステムを抱え、全社最適化にすら手を焼いている大企 業を尻目に、従業員20〜30名の企業が互いに手を組み、積極的にIoTを活 用し、売り上げを2倍、3倍と増やしている中小企業の例も出て来ています。 当協会としてはこのような活動を活発化し易くする為のメソッドやツールを出 来るだけ多く発掘し、この種の活動促進のお役に立ちたいと願っています。 具体的な例を挙げますと、IoTの超高速開発ツールとでも言うべき、日本シス テムウエア社の「Toami」を活用し、各種センサーからデータを収集し、DB化 して、それを使って必要指示情報を作り、制御システムへ指示するアプリケー ションをノンプログラミングで開発したり、IoT化により「人」、「マシン」、 「物」相互間のリアルタイムでのデータ交換が可能になった時、生産管理シス テム(ERP)や製造実行システム(MES)の質がどう変わるべきかなどの検討を 進めています。 今後この種システム開発の専門家や優れたメソッドやツールを持つ企業と大い に連携して、自らは言わば「IoTコーデイネータ」とでもいうべき役割を果た して行きたいと思っています。 この様な活動に関心をお持ちの方々の参加を期待して居ります。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ ●事務局長交代について 11/18(水)の理事会にて、小林寛三氏から事務局長交代の依頼があり、代わ って大島 正善氏が新しく事務局長に就任しました。(小林 寛三氏は、継続し て理事として活動いただきます)以下に新事務局長より就任のご挨拶をさせて いただきます。 −…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…− 【事務局長 就任のご挨拶】                 一般社団法人 ICT経営パートナーズ協会                   事務局長  大島 正善  このたび、小林寛三氏に代わり事務局長になりました大島です。 簡単ですが、ご挨拶させていただきます。 ICT経営パートナーズ協会(http://www.ictm-pa.jp/)は、会員および会員の 方とつながりが深い方々(パートナーと呼ばせて頂いています)との連携によ り、中小・中堅企業あるいは大手企業や行政府組織など、あらゆる企業・組織 の経営におけるIT活用の支援を積極的に手掛けてきました。 実務面で経験豊富な専門家の方々多数との人的チャネルがあるところが、当協 会の最大の強みとなっています。 IoTの時代を迎え、日本の企業・組織のIT活用は、これからが本番です。最先 端のイノベーションの実践的取り組みから従来型のIT活用など、様々なご相談 に対応できる支援体制を持っており、これからも皆様方のご支援ができること を楽しみにしております。 前事務局長の小林寛三氏に引き続き、ご支援のほどよろしくお願いいたします。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ 【ニュース・お知らせ】 ●ITコーディネータ協会にて3種類のセミナーを提供します ICT経営パートナーズ協会の企画として、ITコーディネータ協会にて下記の3種 類のセミナーを開催することになりました。 1)「ライバルに勝つ〜 攻めの経営とイノベーションの原動力      (今日からできるビッグデータ活用)」    2016年1月27日(水)午後。    後日、eラーニングコースとしての提供も予定しています。 2)「超高速開発ツールの選定と適用の考慮点」    2016年2月3日(水)午後。    後日、eラーニングコースとしての提供も予定しています。 3)複数の超高速開発ツールに関するeラーニングコース    (2月から3月にかけての提供になりました) −…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…− ●イノベーション経営分科会のご案内 1月のイノベーション経営分科会は、「中小企業のIT活用型イノベーションを 取り巻く諸問題」をテーマに下記のとおり開催いたします。 【開催日時】 平成28年1月15日(金) 午後3時〜午後5時 【会場 】関東ITソフトウエア健康保険組合(Tel 03-3225-1133)      市ヶ谷保健保会館2階B会議室      (ご注意:いつもの大久保の会場ではありません) 【懇親会】1階のレストランアルファーロで午後5時から2時間程度予定させて       いただきます。ご参加の可否をあわせてお知らせください。 【参加費用】 分科会のみの場合は300円        分科会と懇親会ご参加いただける場合は約2500円          (多少前後することがあります) 【初めて参加をご希望される方に】      担当の栗原宛にメールでご連絡をお願いいたします。             kurihara@accs5.co.jp ●超高速開発分科会から設立した「超高速開発コミュニティ」からのお知らせ ★超高速開発コミュニティ 第15回セミナー ユーザー事例発表 (超高速開発分科会と連携している団体です) 【日時】 平成28年1月27日(水)13:30-16:30 (開場 13:00) 【会場】 エッサム神田ホール1号館201        (http://www.essam.co.jp/hall/access/) 【内容】   ・ 太平電業株式会社様によるWeb Performer事例発表         他1社発表  ◎詳細のご確認、お申込はこちらからどうぞ     https://www.x-rad.jp/ −…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…−…− ●共催・後援セミナーのお知らせ ★情報システムに革命を起こせ! 〜源流・超上流からの進め方と開発・保守ツールへの連携および自動生成〜 【日時】 2016年1月25日(月) 13:30〜17:30 【場所】  JBCC(蒲田事業所)セミナールーム 【受講料】  無料 【セミナー内容】 主催 JBCC株式会社 共催 パワードプロセスコンサルティング株式会社、 株式会社プロセスデザインエンジニアリング 後援 ICT経営パートナーズ協会、バリューチェーンプロセス協議会 1.「源流・超上流におけるメソドロジーGUTSY-4の有効性」 2.XupperIIを利用した超上流・上流工程の変革 3.GUTSY-4の成果物をXupperIIに搭載した源流・超上流・上流デモ 4.XupperIIと連携したGeneXusによる下流工程の変革 5.Metasonic Suiteでプロセス統合するBPMソリューション これによって、ビジネスアナリシス(源流・超上流)を経て、戦略を反映した BPM(意思決定プロセス、定型プロセス)と超上流、そして超高速開発 (下流)へと、スムーズにつながることになります。 詳細⇒ http://process-design-eng.com/contents/2016125.html ★『イノベーションを作る組織の作り方セミナー』のご案内 「儲ける! 製造業が勝つためのイノベーションの作り方 無料セミナー」 ITコーディネータ協会後援 イノベーションは、会社の中で一人が頑張っても実現には限界があります。 メンバーの力を活かすためのチーム・組織づくり、あるべきリーダーシップ についてお話させていただきます。 また、必要なコミュニケーションや思考をご理解いただきながら、御社におけ るイノベーションを皆さんと共に考えます。ITと人・組織の力で、更に儲かる 会社を創りましょう! 【開催日程】2016 年 1 月 15 日(金)13:30-16:30 【場所】東京都中央区 日本橋公会堂2号洋室 【講師】 株式会社真経営 代表取締役/女性活用コンサルタント 早川美由紀 株式会社エスペラント 代表取締役 兼 ドリームIT研究所 CEO 木村礼壮 http://www.dream-biz.jp/cloud/seminar002.html ★『ビッグデータ研修』のご案内  ITコーディネータ協会主催 ライバルに勝つ〜 攻めの経営とイノベーションの原動力 (今日からできるビッグデータ活用) 大量の情報をゴミにしてしまうか、価値ある宝の山にするかは企業だけでなく 個人にとっても運命の分かれ道となります。年々加速し続ける情報洪水時代に 必須のスキルをたったの3時間で身につけてライバルに差をつけませんか?大 学院でも好評な最新鋭の講義内容を入門編として気軽に受講できる最後のチャ ンスです!ぜひこの機会にご受講ください! 開催日:2016年1月27日(水) 時 間:13時30分〜16時30分(3時間) 会 場:文京グリーンコート センターオフィス 17F D会議室 https://wwu.itc.or.jp/fmi/xsl/seminar_guide_n/seminar_p03.xsl?ID=240 ★『超高速開発ツール研修』のご案内  ITコーディネータ協会主催 超高速開発ツールの選定と適用の考慮点 〜お客様へ適切なツールを提案するために〜 大手企業でも導入がはじまり注目を浴びだした超高速開発ツール。リポジトリ を持つソフトウェア開発ツールで構築した基幹業務システムは、長期に亘りビ ジネス環境の変化に迅速に対応でき、その本質的な理由をご理解いただけると 同時に、数ある超高速開発ツールの中から、自社あるいは顧客企業(行政組織 や自治体を含む)に適用可能なツールの選定基準と候補について学べるコース です。 開催日:2016年2月3日(水) 時 間:13時30分〜16時30分(3時間) 会 場:文京グリーンコート センターオフィス9F ITコーディネータ協会 https://wwu.itc.or.jp/fmi/xsl/seminar_guide_n/seminar_p03.xsl?ID=241 ★SM04経営改革セミナー第4回(無料)のご紹介  当セミナーは、情報戦略モデル研究所で研修を担当している講師が時流及び  現在注目されている経営革新テーマを取り上げ、その背景および課題解決の  キーポイントを提供するものです。 各講師が担当するテーマは1時間でそ  の重要ポイントを解説します。選択してご参加ください。  (注)第4回のセミナーは第1回と同内容です。好評でしたので再度実施いた    します。 【日時】平成28年2月24日(水)13:40−16:45(受付開始:13:15) 【開催場所】公会堂教室 (中央区立日本橋公会堂)    アクセス: http://www.nihonbasikokaido.com/shisetsu#access 【セミナー構成】  ・ドラッカーのいう7つのイノベーションの機会」       講師 井上正和  ・「現場からイノベーションを起こすための情報の利用方法」       講師 木村礼壮 ICT経営パートナーズ協会 運営会員  ・「経営者に評価される情報システムを構築するには」       講師 本間峰一 ICT経営パートナーズ協会理事 【受講料】  無料 ◎詳細、申込みは下記まで   http://www.ism-research.com/course/point-seminar/ms01.html ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆−… 【理事・会員 からのお知らせ】 ★『超上流人材育成コース」のご案内』 ITコーディネータ協会認定コース 顧客に対して超上流ITコンサルティングを実施できる人財を2日間で育成。 下請開発型企業から提案型・自社製品保持型企業に脱却を目指す企業に最適。 http://www.dream-biz.jp/sub2.html ================================================================= ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ 最後まで読んでいただき、ありがとうございました。 ご意見・ご質問等は事務局info@ictm-p.jpまでよろしくお願い致します。 なお、メルマガのバックナンバーは協会HP http://www.ictm-p.jp/ にてご覧いただく事ができます。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ 発行元  発行:一般社団法人 ICT経営パートナーズ協会  編集:大村 邦夫  MAIL:info@ictm-p.jp(事務局)  URL :http://www.ictm-p.jp/ ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆ Copyright 2014-2015 ICTM Partners Association All Rights Reserved. ※本メールマガジンの記事について、無断転載はご遠慮ください。 ※メール転送は自由ですが、記事内容を一切、加筆・編集または抜粋せずに ご利用願います。 ☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆…☆