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2011 | IT | 初めてのGeneXus |
(株)ウイング WeING |
"アジャイル経営の時代にあったシステム開発ツールだ。変化の激しい市場環境に即応でき、システム主体のシステム開発を推進できるツール"とは、本書の帯で当協会関隆明会長の推薦の弁。 |
2011 | 社会 | 日本が融けてゆく | 古賀茂明ほか | 3.11以後の日本再生の展望を、元経済産業省官僚(経済政策課長など歴任)が大胆に提言する。東電処理案についても、元産業再生機構執行役員の経験から具体的に提案あり。 |
2011 | IT | Physics of the future | Michio Kaku | 21Cの未来技術を、近未来(〜2030)、中期未来(2030〜70)、遠未来(2070〜2100)までに分けて予測した。現在の各分野の専門家に広く取材し、各分野の技術動向と課題が見える米国でのベストセラー本。1863年にJules Verneが出版した"20Cのパリ" の例に倣ったようなもの。 |
2011 | IT | ITコーディネータのための階層化アプローチによる業務システム設計 | ITコーディネータ協会 |
当協会渡辺和宣理事ほかITコーディネータが、2011年6月までに完成させたPGL(Process Guideline)の実践の勘所。この階層化アプローチによる業務システム設計報告書はITコーディネータ協会HPから無料ダウンロード可能。 |
2010 | IT |
The Shallows: What the Internet is doing to our brains. 邦訳"ネットバカ - インターネットが私達の脳にしていること" |
Nicholas Carr |
増大するメール、頻繁に応答を迫るSNS、大量に送りつけられるML、会議のための精緻で綺麗な資料作成やその議事録作成・写真撮影とそれらの配布。すべてPCとネット作業の大量利用に時間が取られ、生の会話時間、空間創造力や新たなアイデア構想力が失われる。これらのネットやデジタル中毒が思考の浅薄さや現場力の劣化を生じさせているという警告の書。 |
2009 | IT | 脱ガラパゴス戦略 | 北川史和、海津政信 | 1500兆円もの個人金融資産の厚み故に、公的債務も外債とならずにいる反面、国際展開が遅れ、あらゆる産業でガラパゴス島化しているとの指摘に対する戦略論。 |
2009 | IT | 国民ID |
原田泉ほか 国際社会研究所 |
ドイツ、オーストリア、エストニアの海外事例を分析し、日本に適した国民ID導入の必要性を提唱。 |
2009 | IT |
Free 邦訳"フリー" |
Chris Anderson | 'Freemium'の時代の先駆けとなった本。本書の予測の通り、iPadなどにフリーなアプリが溢れている。まずフリーで顧客の認知と圧倒的な人気を勝ち取り、その後で、ほんの一部のプレミアムユーザに課金するというモデル。無料の歴史・心理学・ビジネスモデルにも言及。 |
2009 | IT |
BABOK 2.0 邦訳"ビジネスアナリシス知識体系ガイド" |
IIBA Japan Chapter | ビジネス分析の知識体系の国際標準になった。ようやく日本語版が完成。2006年に出版されたVer.1.6より内容は洗練されたが、整理しすぎたとの批評もある。ITコーディネータも邦訳に参加。 |
2009 | 経営・IT | 知の経営 〜透き通った経営〜 | 高梨智弘 |
著者はITコーディネータ理事で同協会の理論的支柱。日本総合研究所フェロー・公認会計士・ITコーディネータとしての数多くの実践から生まれた。ICTM-Pの支援者でもある。 |
2009 | IT | 米国流システム構築が日本企業を救う! | 工藤秀憲 | 著者はNECやNECソフトで米国、中国のソフトウェア会社を経営した経験に基づき、ソフト費用が人月主義で決められる現在の受託契約の問題点を鋭く指摘。Cal Poly一色浩一郎教授も推奨。 |
2009 | 経済,IT |
Getting China and India right 邦訳"中国・インドの戦略的意味" |
Anil K. Gupta | 中国・インドの状況をコスト削減の観点だけでなく、自社戦略の中に正しく位置づけ攻めのグローバル化が必要と説く。著者はインド系のハーバード大学教授。 |
2009 | 経済・IT |
Hot, Flat, and Crowded 邦訳"ホット、フラット、クラウデッド" |
Thomas L. Friedman | "The World is Flat"の著者の第2弾。グローバルな潮流、特に、世界の地球温暖化、中産階級の数の増大、新興国の急成長をセットで解説。 |
2008 | 経営 | おもてなしの経済学 | 中島 聡 | アップルがソニーを超えた理由として、使い手に感動を与える製品 (User experience=おもてなし)の差別化が、ハード+ソフト+サービス+デザイン+おもてなし+ブランド力にあるとする解説。 |
2008 | IT経営 | ITコーディネータ;IT経営の最近知識 | 井上正和 | ITコーディネータ試験テキストの定番。合格後の実践書としても有効。経営とITを巡る幅広いキーとなる基本概念を集約している。 |
2008 | IT |
The Big Switch 邦訳"ザ・ビッグ・スイッチ" |
Nicholas Carr | 電話とコンピュータの歴史の比較し、クラウドコンピューティングが登場し、如何にユティリティ産業となったかの理由と背景。 |
2008 | 社会, IT | 情報化時代のプライバシー研究 | 青柳武彦 |
情報プライバシーを住所氏名など個人基本情報と趣味趣向などセンシティブな自己情報とを区別すべきで、過保護になっている個人情報保護の行き過ぎを警告。情報社会におけるあるべきプライバシー権を解説。著者は国際大学GLOCOM客員教授。 |
2008 | IT | ウェブ時代5つの定理 | 梅田望夫 | Steve Jobsなどシリコンバレーのビジョナリーとの出会いが、彼のその後の人生を変えたという未来志向の本。 |
2008 | IT |
Enterprse SOA 邦訳"SOA大全" |
Dirk Karfzing | サービス・オリエンテッド・アーキテクチャ(SOA)についての教科書。俊敏性と柔軟性を備えたITシステムのあり方を解説。 |
2007 | 経営 | コモディティ化市場のマーケティング論理 | 恩蔵直人 | マーケティングは古くて新しい課題だが、昨今のコモディティ化に伴うマーケティングの変化について解説 |
2007 | 経営・IT | ものづくり経営学 | 藤本隆宏ほか | 日本的なものづくりに関する理論と分析について数少ない良書。日本がなぜ摺り合わせ技術が得意なのかを実証的に論述。 |
2007 | 経済 | Making Globalization Work | Joseph E. Stiglitz | 2001年ノーベル経済学賞。クリントン政権の経済顧問。世銀副総裁でありながら、米財務省やIMFと対立したリベラル派。現在最も影響力のある経済学者の一人が、今日のグロバリゼーションの課題を分析。 |
2007 | IT | Open Innovation | Elliot E. Maxwell | オープンソース、Wikipedia、WWWとオープンソフト登場の歴史を概説。オープンネスは情報社会では自由と同じように価値があるとする。著者は、元米国商務長官特別顧問。 |
2007 | 経済, IT |
India 2020 邦訳"インド2020" |
A.P.J. Abdul Kalamほか | インドの現職大統領が書いたインドのIT、製造、軍事、カーストはどう変化するか。先進国を目指すインド株式会社の経営戦略。 |
2007 | 経済・IT | The World is Flat | Thomas L. Friedman | 1989年冷戦崩壊以降、ネット社会によって世界がフラット化した。インターネットの経済社会への影響をリアルに解説したこの本は当時のベストセラー |
2006 | 経営・IT | Inforamtion Technology for Management, Transforming Organizations in the Digital Economy | Turban, Leidner, McLean, & Wetherbe | 英語のICT経営の教科書を見つけた。E. Turban等の共著で、ICT活用の事例も多く紹介され、関連するキーワードを詳しく説明している。一人ではとても書けなかったことがよくわかる。P724もある。 |
2006 | 経営・IT | 人と組織が動く中小企業のIT経営 | 森戸裕一 | 経営資源の少ない中小企業こそ、人を動かす情報を活用するためにIT導入をと説く。著者は当協会理事。ネットワークを活用し東奔西走中。 |
2006 | IT | Web2.0 Book | 小川弘・後藤康成 |
Web2.0は技術だけでなく、人々、コミュニティ、市場、政府に影響を与えている。またGoogle、Amazon, Appleのサービスはなぜイケているのか。 |
2006 | IT |
The Mind Map Book 邦訳"ザ・マインドマップ" |
Tony & Barry Buzan | 脳科学の知見から、記憶力を高めるためにキーワードを連想して、大脳のニューロンのようにつなげていくソフトウェアで、一部の人には必須のツール。 |
2006 | IT | ウェブ進化論 | 梅田望夫 | シリコンバレー在住の日本人が、GoogleやLongtaiなどWeb 2.0で引き起こされているWeb 2.0による情報革命を解説。 |
2006 | IT |
The Long Tail 邦訳"ロングテール" |
Chris Anderson | インターネットよるロングテールのビジネスモデル。"Selling Less of More." アマゾンに代表されるようにネットを駆使することで現実店舗の限界を打破する。 |
2006 | IT | 地域情報化認識と設計 | 丸田一、国領二郎、公文俊平 | 官から権限移行された地方分権化ではなく、地域の住民、地域企業、NPOなどの地域主権化こそ本質であると説く。そのためのGlobalな視点をもつLocalに着目。 |
2005 | 経済 |
Three billion new capitalists 30億人の新たなキャピタリスト |
Clyde Prestowitz | 冷戦終了後、世界は中国、インドなど30億人が資本主義の道に参加。すざまじい新興国の経済社会変化と米国の想像以上の優位性の劣化を論述。グロバリゼーションをVersion分類もおもしろい。 |
2005 | 経済 | China Inc. | Ted C. Fishman |
かつてのJapan Inc.同様に、現在の中国は国全体がChina Inc.として機能しているかのようだと、邁進する中国経済を描写。 |
2005 | 経営,IT | The Forgotten Half of Change | Luc de Brabandere | 我々は二度変化する必要がある。物事を変えるだけでなく、我々の物の味方そのものを変えなくてはならない、と認識変化を迫る。 |
2005 | 経済,IT | 情報社会学序説 | 公文俊平 | 国際大学GLOCOM前所長の教科書。世界の近代化は200年毎の3つの局面、即ち、軍事を巡る国家化、富を巡る産業化、知識を巡る情報化のS字波で説明。現在は、産業化の成熟期を過ぎて崩壊期に当たり、情報化の形成期の第1波と重なる。 |
2005 | 経営,IT | Cracking the Value Code | Richard E.S. Boltonほか | ニューエコノミーを古い財務諸表で評価できないとし、バリューを評価する新手法を提案。企業の組織構造、企業の関係性、仕事の質がそれぞれ変化。チャンスと不確実性が変化する中で、無形資産の価値に注目。 |
2004 | IT |
The Business of Software 邦訳"ソフトウェア企業の競争戦略" |
Michael A. Cusumano | ソフトウェア業界を横断的に概括した本書のような本は稀。米国と欧州、インド、日本などのソフトウェア開発効率の比較も参考になる。SIの勝ち残り戦略の教科書的存在。 |
2004 | 経済,IT | Free culture | Lawrence Lessig | 著作権成立の歴史的経営から説き、現在の著作権を守ることとそれを活用して社会の創造力を増すこととのバランスが重要と説く。Creative Commonsの発想は本書から生まれた。 |
2003 | IT |
Softwrae Requirements 邦訳"ソフトウェア要求" |
Karl E. Wiegers | 要求工学の教科書。当協会渡辺和宣理事推薦。最新版はV2.0。ITCの渡辺洋子が翻訳。 |
2003 | IT | Six Degrees the Science of a Connected Age | Duncan J. Watts | インターネットの世界は見知らぬ人同士も6次の隔たりでしかないという理論を詳しく解説。意外のこの世の中の人のネットワークはつながっている。 |
2003 | IT | Brokerless Model & SIONet | 星合隆成 | ネットワークも市場も中央のブローカー機能だけでは解決しない。スマートな組織は末端同士の情報交換がフラットな社会では重要。最もブローカー的なネットワークを築いたNTT通研の技術者は、P2Pの価値に着目し、SIONetとして提言。 |
2002 | 経営, IT |
It's Not Luck |
Eliyahu M. Goldratt | イスラエルの物理学者が書いた本。企業経営や人間関係などについての制約理論 (TOC)について、企業小説の形でわかりやすく展開。組織と個人を巡る問題に、参加する意識も含めて、いろいろな場面の解決の参考になる。 |
2002 | IT |
Smart Mobs 邦訳"スマートモブズ" |
David Weinberger | 無線技術の普及の影響から携帯による社会革命まで、現代の携帯文化を広い視野で論述。この邦訳版公開時には原著者を交えての発表交流会があり、参加する機会があった。一つの時代の区切りとなった好著。 |
2002 | IT | Nexus; Small World | Mark Buchanan |
最近のネットワーク理論の話題。動植物もウイルスもDNAのネットワークも、さらに人間社会も、ランダムな小さなステップやジャンプによって如何に緊密に相互接続された小さなネットワーク世界を構成しているか。 |
2002 | IT |
Agile Modeling 邦訳"アジャイルモデリング" |
Scott W. Ambler | アジャイル開発の意義を述べた全般的な説明書。アジャイルソフトウェア開発の原則など現場での推進のあり方にも言及。 |
2001 | 経営, IT |
The Goal |
Eliyahu M. Golratt | ザ・ゴールのシリーズ第1弾。ザ・ゴール2があまりにも感動したので、その原点の本書を読みたくなった。TOC (制約の条件)の理論をベースにした企業小説だが、非常にリアルな物語展開。企業経営を追求すると人間のさまざまな面が露わになる。 |
2001 | 経営 | V字回復の経営 | 三枝 匡 | 実話を元にした2年で会社を変えるという企業変革ドラマ。日本企業の改革派vs.守旧派vs.日和見派のリアリティを感じるビジネス参考本。当時、日産のゴーン改革などが実際に展開していた社会的背景もある。 |
2001 | 経済,IT |
The Future of Ideas 邦訳"コモンズ" |
Lawrence Lessig | アイデアの未来。インターネット社会におけるコモンズについて論述。インターネットによってデジタルの配送費用が実質ゼロになることの社会的変化について、法体系が後追いの状況。 |
2000 | 産業, IT |
Design Rules: The Power of Modularity 邦訳"デザインルール:モジュール化パワー" |
C.Y. Baldwinほか | 20世紀の最後の年に、20世紀の生産方式の発展、特にIT活用によるモジュラー生産方式について理論的に記述。新興国の追い上げの理由が見える。 |
2000 | IT |
Telecosm 邦訳"テレコズム" |
George Gilder | コンピュータよりも速い速度でネットワークが発展することを予測。コミュニケーションパワーは6ヶ月毎に倍増するというギルダーの法則を提唱。今日のGoogle興隆の根拠にもなった。 |
1999 | 経営 |
Knowledge Capitalism |
Alan Burton-Jones |
情報社会に対する楽観主義と悲観主義の極論が謳歌している中で共通するのは、知識の重要性である。しかし、どう重要なのか、何か本質なのかを市場や企業との関係で明快に説明した本は少ない。この本がその一つの答えである。 |
1999 | 経済, IT |
Code and other laws of cyberspace |
Lawrence Lessig | インターネットに最も強い法学者として知られ、情報社会における著作権を含めた法体系を分析提言。この本が元になり、Digital Commonsが生まれた。日本での何回も講演を行っており有名。 |
1999 | 経済, IT | The Dream Socitry | Rolf Jensen | 情報社会の後には何かが来るのか?それは物語社会である。デジタル技術でコモディティ化した商品に付加価値をつけるとしたらその物語である。 |
1999 | IT |
Web Pages that suck 邦訳"くたばれチープなウェブサイト" |
Vincent Frandersほか |
フレームなどを多用したあまりにも芸術的なWebが多い中で、ビジネスにとってはシンプルなデザインこそ重要と実例をもって論述。 |
1999 | 経営, IT | Inside the Tornado | Geoffrey A. Moore | シリコンバレーの先端企業の市場戦略。不連続的な革新的製品は、ユーザの過去の行動パターンを劇的に変える。空想家にとって現実派は歩行者のようであり、現実派にとっては空想家は危険に見える。そこに隔たりの壁のカズム(Chasm)がある。 |
1999 | IT | Network Infrastructure |
J.B. Postalほか
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ジョナサン.B.ボステルは 、Arpanet以来インターネットの父と慕われ、インターネットの技術文書(IRC)にもっとも貢献した一人。1998年に死去した際には、ネット上で多くの人からの追悼が寄せられた。 |
1999 | IT | The Control Revolution | A. L. Shapiro | コントロール革命、インターネットがもたらす自己管理や世界の変化について分析。今読んでもほとんど当たっている。 |
1999 | 経営,IT | Permission Marketing | Seth Godin | YahooのDM部長が、オンラインでのマーケティングの真髄。消費者の注意を引くためには、まず消費者の同意 (許可)を得ることがCRMは始まる。 |
1999 | IT |
The Cathedral and the Bazaar |
Eric S. Raymond | Linuxなどオープンソースソフトウェアは、従来の商用ソフトが大聖堂だとすと、オープンソースはバザールにように世界の開発者が寄ってたかって改善するという方式を明快に説明。 |
1997 | IT | Data Smog | David Shenk | 情報は必ずしも知識・智恵ではない。情報過剰時代の情報のあり方を警鐘。ADD (Attention Deficit Disorder、注意力欠乏症)の現代の兆候を指摘 |
1997 | IT |
The Innovator's Dilemma |
Clayton M. Christensen | もはや古典に属する本。有能な経営者は最善の経営技術を駆使したがそれでも会社は失敗したのはなぜか。それは破壊的技術変化が起こっているからである。今でも通用する経営トップの教科書。 |
1996 | 経営,IT |
The Whole Brain Business Book |
Ned Herrmann | 当協会の仲間ITCの高梨智弘が邦訳し、ITコーディネータでもハーマンモデルとして研修でも一世風靡した。大脳の左脳 (論理脳)と右脳 (空間脳)に加えて、辺縁系の左右の古い脳の機能が思考や情動に関係するという説。コミュニケーションやイノベーションやチームプレイなどに役立つ。 |
1996 | 経営, IT |
The Balanced Scorecard 邦訳"戦略バランスト・スコアカード" |
Robert S. Caplan & David P. Norton | バランス・スコアカードの原点となった教科書。情報化時代の経営戦略立案にはぜひ必要な分析方法。内部と外部、現在と未来、さまざまな価値の源泉などマルチに分析する視野が持てる経営の教科書 |
1996 | IT |
Engines of Creation 邦訳"創造する機械" |
K. Eric Dresxler | ナノテクノロジーの基本書。IT技術の向かう先はナノテクノロジーの応用である。計算の本質は電子とは関係ない。コンピュータはOn/Offが交互にできるスイッチの集まりである。 |
1996 | 経営,IT |
Against the Gods 邦訳"リスク"神々への反逆 |
Peter L. Benrstein |
リスクという言葉は17Cに登場。中国語では風険という。リスクとは収益と同様にビジネスの重要な概念で。リスクの歴史とゲームの理論や不確実性などその時々のリスクの有り様を説く。 |
1996 | 経営 | 知識創造企業 | 野中郁次郎 | 日本のドラッカー的存在の著者が有名なSECIモデルを提唱。形式知と暗黙知の概念によって組織的な知識創造が行われるという理論。 |
1995 | IT |
Silicon Snake Oil 邦訳"インターネットは空っぽの洞窟" |
Clifford Stoll | Sillicon Snake Oilとは、万能薬のガマの油のこと。インターネットは素晴らしいがQoL (Quality of Life)とは別。インターネットの信奉者に警鐘を鳴らし、敢えて、電子メールは熟慮より反射神経であるなど、その欠点を指摘した天文学者である著者の論。 |
1995 | IT |
Being Digital 邦訳"ビーイングデジタル" |
Nicholasa Negroponte | もはやデジタル技術の古典。著者は建築学専門のMIT Media Labo創設者。日本のデジタル技術に最も影響を与えた一人。基本テーマは「アトムからビットへ」 |
1993 | 経営 |
Reengineering the Corporation 邦訳"リエンジニアリング革命" |
Michael Hammer & James Champy | 古典。BPRはこの本から生まれた。米国流のゼロベースでの短期間の企業改革が、日本ではともすれば、"リストラ"=人員削減に矮小化されているが本来のもっと広義。この頃からITを活用した時間短縮による改革が先鋭化してくる。 |
1980 |
78r5t zxcv |
Competitive Strategy 邦訳"競争の戦略" |
Michael E. Porter | 古典中の古典。その後、Competitive advantageやThe competitive advantage of nationsなど類書が出たが、この本がバリューチェインや競争優位などM. ポーターの理論の原点となった。MBAでは今でも教科書。 |